選択肢
前回までの「ModADV入門」シリーズで、ゲームを構成する基本的な画面設定は一通り完了しました。 今回からは、より「ゲーム性」に踏み込んだ新シリーズをスタートします!
第一弾は、ADV(アドベンチャーゲーム)の醍醐味である「シナリオ分岐」を実現する**選択肢機能(ModSelect)**の解説です。
選択肢を管理するモジュールとしてModSelectがあります。
まずはモジュールを読み込みます。
; 選択肢
@load_module name=ModSelect
これで選択肢が使えるようになりました。
選択肢設定
選択肢について各種効果音やボタンのサイズなどを予め設定しておきます。
例として以下の設定を行います。
@select_option base_left=10 base_top=10 base_left_step=80 button_width=70 button_height=40
順番に見ていきます。
base_left=10 base_top=10では選択肢がどの位置から始まるかを指定します。
ここでは位置が(10, 10)の位置に最初のボタンを配置します。
base_left_step=80では次の選択肢をbase_leftから80ピクセル移動した先に表示します。
ここでは指定していませんが、base_top_step属性もあります。
必要なら指定してください。
最後にbutton_width=70 button_height=40でボタンのサイズを指定します。
これで選択肢の設定は完了です。
必要ならば効果音なども指定できるのでマニュアルを参照してください。
ちなみに効果音を指定するには別途、ModSoundを読み込む必要があります。
選択肢作成
シナリオスクリプトの任意の位置に選択肢を書く事ができます。
選択肢はメッセージレイヤではなく背景レイヤに配置(厳密にはプライマリを親とする選択肢専用レイヤ上に配置)されます。
シナリオの任意の位置に以下のようにして選択肢を作成する事ができます。
@select caption=選択肢1 target=*choice1
@select caption=選択肢2 target=*choice2
@select show
@s
選択肢の数だけselectタグを書いていく事になります。
captionには選択肢のキャプションを指定します。
targetに選択されたら実行するラベル名を指定します。
storageにシナリオストレージを指定する事もできます。
選択肢が作成できたら表示して停止します。
select showで選択肢を表示してsで停止します。
最後に選択肢が選ばれた時に実行するラベルを定義します。
*choice1
選択肢1を選びました。
@s
*choice2
選択肢2を選びました。
@s
今は選択肢を実行すると実行内容を表示した後で停止しますが、実際にはなんらかのタグを書く事になるでしょう。
これで選択肢が使えるようになりました。
今回は簡単すぎたでしょうか?
選択肢はゲーム性を実現する重要な機能です。
ぜひ、使いこなせるようになってください。
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