#はじめに
家のPCを何台か処分したのでそのついでに自宅Dropboxを新しく作り直したのでそのメモです。(家のPCを何台か処分とは??という突込みはご遠慮ください。)
普段、DropboxやGoogleDrive、OneDriveなどクラウドストレージを使っていると思います。めっちゃ便利ですよね!
困ったことに無料で使おうとすると容量不足に困りませんか?
そんなあなたに朗報です。お家の余っているPCと容量大き目のSSDかHDDでクラウドストレージが無料で作れてしまいます。(SSDで作る人は大金持ちです。。。)
しかもディスクの容量は無制限なのでハードさえあれば実質、容量無制限の専用クラウドストレージの出来上がりです。
#概要
###用意するもの
- PC(CPUもメモリもしょぼくてOK、我が家は何世代か前のXeon&メモリ8GB)
- Linuxのインストールメディア(8GB以上の容量のUSB)
- HDD or SSD 何Tでも
###どんな感じで作るの?
- PCにLinuxをインストール(仮想でもよい、ubuntuが楽)
- IPを固定にする
- コンソールで1行コマンドを実行
- Web画面で管理者アカウントを作成
- スマホ用アプリやPC用クライアントソフトを使ってDropboxのように利用開始!!!
#本編
###PCにLinuxをインストール(仮想でもよい、ubuntuが楽)
- [Download Ubuntu Desktop]
(https://ubuntu.com/download/desktop)
上記からUbuntuをダウンロード。Rufusあたりを使ってubuntuのインストールメディアを作ります。
- [起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます - Rufus]
(https://rufus.ie/ja/)
インストールメディアを作ったらそれを使ってPCにubuntuをインストール。
###IPを固定にする
次はIPを固定します。ググればすぐ出てくるので割愛。
###コンソールで1行コマンドを実行
とは言いつつubuntuを更新しておきましょう。
以下のコマンドをコンソールで実行。
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install snapd -y
ubuntuのバージョン20ならsnapは入ってそうだけど一応。
では本チャンのコマンドを実行!!!!
sudo snap install nextcloud
これでDropboxが爆誕しました。(セキュリティとか気にするならなんちゃって証明書とか使ってhttpsとかにしてね)
###Web画面で管理者アカウントを作成
あとはブラウザを使ってNextcloudにアクセスして管理者ユーザーを作れば終わりです。
###スマホ用アプリやPC用クライアントソフトを使ってDropboxのように利用開始!!!
公式がいろいろとクライアントソフトを出しているのでそれを使えばドロップボックスのように使えます。
#最後に
昔は(Owncloudの時代)はこんな簡単にできなくて、データベースをこしらえたりWebサーバーの設定をしたりで大変だったのですが、めっちゃ簡単になりましたね。びっくりです。
ちなみにPCとか複数ない人はラズパイでやると安くできます。Zeroとかで構築するのが良いです。あとちょっと難易度上がりますがubuntuをCUIで入れるとかなり低スペックのPCでもサクサク動くのでできる人はそっちでやるほうが良いです。
###ラズパイでのやり方
- [ラズパイでNextCloudサーバを動かす]
(https://raspberrypi.mongonta.com/howto-install-nextcloud-raspberrypi-with-snap/) - Raspi 3B+に外付けHDDをつなげてNextCloudでファイルサーバーを作成
###本物のように外からもアクセスしたければこちらを参考にどぞ
- [NextCloudで外部からのアクセスを可能にする]
(https://satsumahomeserver.com/blog/293491)
###意外詰まるので一応
#参考にした、参考になるサイト
- [Ubuntu20.04(64bit)でラズパイ4をファイル共有&バックアップサーバーにする。]
(https://raspberrypi.mongonta.com/ubuntu20-0464bit2-2-nextcloud/)