はじめに
こんにちは。株式会社KANGEN Holdingsに所属しているhakushakuです。
今回は私が実際にJavaBronzeからGoldまで資格を取得した時の勉強方法を紹介します。
そもそもOCPJPの種類は?
資格名 | 前提資格 | 受験料 |
---|---|---|
Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 認定資格 | なし | 13,600円 |
Oracle Certified Java Programmer, Silver SE X 認定資格 | なし | 26,600円 |
Oracle Certified Java Programmer, Gold SE X 認定資格 | Silver以上の資格 | 26,600円 |
xはバージョンに置き換えて考えてください。
基本的には上記の3種類になります。
今回は主にBronzeとSilverにフォーカスしますが、Goldを受験するにはSilverを取得しなければならないです。
勉強方法
さて本題の勉強方法を紹介していきます。
今回の勉強方法ではいわゆる黒本を使用します。
研修でJavaは少しやったことがあるぞ!という方は黒本のみで既に合格圏内です!
完全にプログラムが始めてだ(´;ω;`)という方は紫本を読んだり、Javaの初学者向けの勉強動画を見てから始めると合格はより近づくと思います。
Javaの初学者向け記事もおいおい書ければと…
ここで黒本を選んでいる理由ですが、とにかく本試験と類似した問題が掲載されているからです。
私の体感ですが7割方同じような問題がでました。
BronzeもSilverも1、2問上位資格が出題されていた記憶ですが、合格ラインが正答率6割~6.5割なのでそこは捨てても問題ありません。
1.まず1周解いてみる
最初はわからなくても大丈夫です。
問題を見る。→回答解説を読む→次の問題
というサイクルでひとまず最後までといてみてください。
巻末にある問題集は模擬試験としてとっておきたいのでそこは無視して大丈夫です。
ここで注意が必要です。1章が完璧じゃないと次に進んではいけない気がする…という方がいますが、1冊解き終わるころには最初の1章の内容が記憶から消されている可能性があるので、パパっと次の章に進んでください。
2.すぐに2~4周目に突入する
間を開けずにすぐ次の周に突入してください。
4周もするとだんだんと問題を見た瞬間に、正解の選択肢がわかってしまうという問題がでてくると思います。
ここで答えがその選択肢になる理由を脳内で自分に解説してみてください。
解説できましたか?なんとなくで大丈夫です。
100%あってなければだめだ!なんてことはありません。
ただその問題について、以下の観点でも考えるようにしてみてください。
なぜ他の選択肢は間違いなのか
大事なことなので2回言います
なぜ他の選択肢は間違いなのか
そしてこれ以降は全問題で考えるようにしてください。
これを意識するとしないとでは大きな差があります。
回答解説には
Aは〇〇〇〇だから正解
Bは〇〇〇〇だから不正解
という記載がされています。
これは今回のシチュエーションではAが正解ですが、Bが正解になるシチュエーションも解説してくれているのです。
なので1問解くだけで4問分の知識をインプットすることができるのです。
3.終盤10周目に近づいてきたら高速で周回する
7周目に入ってきたあたりから解説を見ずとも、選択肢の正誤と理由が脳内で浮かんでくる感覚になってくると思います。
そうなってきたら高速で周回するようにしてください。
人間の脳は何回も出会った情報を記憶しやすくなっているので「高速で周回」が重要になってきます。
4.巻末の模擬試験を受けてみる
10周解いたら巻末の模擬試験を受けてみましょう。
実際に時間を計って解いてみてください。
ここでの正答率はそこまで気にしなくても大丈夫です。
重要なのは問題に慣れることと、分からなかった問題の解説を読み何故正解なのか、何故誤りなのかをインプットしてください。
そして既に日課となっている周回に含めてください。
5. 受験
いよいよ模擬試験も含めて解けるようになったら受験です!
頑張ってください!!
さいごに
今回記事を書くにあたり10周というわかりやすい目標を設定しましたが、何回も周回するうちに解くスピードが上がってくるので周回が苦ではなくなってきます。(個人差はあります。)
なので本来であれば受験までにひたすら周回することが望ましいです。
黒本を解いていると解説を読んでも府に落ちなかったりすることも出てくると思いますが、実際に実装してみたり有識者に質問してみたりしてみてください。
きっと貴方の力になってくれると思います。
この記事も皆様の受験の手助けになれば幸いです。