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リーダーシップは誰がとってもいい。それが自立型組織を創る。

Last updated at Posted at 2022-12-10

自立型組織を目指したい

だって素敵そうだから。笑
というのはありますが、素敵の正体はおそらく良いサービスをより早く世に送り出せている
というビジョンなのだと思います。

ここでまず勝手に、自分なりに言語化してみた自立型組織の状態を書いてみます。

* 全てのRelevantな行動がユーザーファーストな課題解決であり続けていて
   メンバー1人1人が自覚と責任を持って意思決定をしていて、
   その結果大きな成果を挙げ続けている組織
  ** 意思決定に必要な情報が行き届いていること
     *** サービスのユーザーに対する提供価値が何であるかが意思統一されていること
     *** ステークホルダーが明確であること
        - 誰のための課題解決か
        - 解決するために必要な相談相手は誰か
  ** 課題解決に必要なスキルを有していること
     *** 各々が正しく問題設定ができること
     *** 設定した問題に対して解決するスキルがあること

ここで書いてみても、事業環境に関する情報の透明性はもちろんのこと、
所属している仲間の相互理解だったり、ロジカルシンキングに代表されるような
個人スキルも当然のように必要そうですが、出身が様々なメンバーが集まってる中で
粒も当然バラバラ、というか何かが尖ってる人の集まり(笑)?のようなものなので、
今は自立型組織を目指すために、現在はメンバーのベースを揃えたり、
最終的に創意工夫するための出発点を整えている段階だと思っています。

組織に必要になってくるのはリーダーシップ?

まだまだ成熟しているとは言い難い(っていうか自分たち自身で成熟したと思える日なんて来るのか?)
と思っているので昨年も次に向けて今足りないorこれから足りなくなりそうなものを
考えてみたわけですが

※昨年の記事
https://qiita.com/hakocha/items/64fab2a31a277138765a

その中にリーダーシップに関するものがありました。

中間マネジメント層のマネジメント力ではなくリーダーシップ力の開発

案の定、今社内でよく言われているのはマネジメント力の向上です。
(いや、それも大事なことですけどね)

ので、前置き長すぎですけど、リーダーシップに関して最近聞いた良い言葉を
少しご紹介してみたいと思います。

After you と Follow me

それがこの言葉。

伊藤羊一さんという現在は武蔵野大学でアントレプレナー教育などを中心に
幅広くご活躍されている方から学んだ言葉です。

ちなみに、ちょうど最近リーダーシップに関する本を出されたとのことで
気になる方は「「僕たちのチーム」のつくりかた メンバーの強みを活かしきるリーダーシップ」
で検索してください。(まだ読んでないけど勝手に宣伝。笑)

さて、まだ浅い理解の中でこの言葉と自分の考えを混ぜ合わせてみますと、

  • After you
     なんでもそうなんだと思いますが、特にインターネットサービスに関しては
     どんなサービスがユーザーの心を動かすのか、その正解をみなさん求めながら
     日々活動されているんだと思いますが、偉い人が正解を知っていることなんて
     ほとんどなく、正解は創り手が探し当てていく時代、という前提で
     「挑戦してごらん、尻拭いはするから」という、一定の責任者が持つ背中押しの精神。
  • Follow me
     「引っ張るからついてこい」という牽引する精神。

このような感じで、ここから自分の環境と照らし合わせて納得したのは

「有事はフォローミー、平時はアフターユー」

なるほどなるほど。確かに有事に「やってごらん」ってなんかアンマッチ。

ちなみに、上の説明文で、
書いてみると説明の文字数に差がありすぎるだろう、と思ったわけですが
私も一定マネジメントを職とする身として、After youで組織の成果を
最大化する考え方を使うことが多かったと感じていて、それもあってか説明に明確に
「責任者が持つ精神」という書き方をしました。

一方で、フォローミーのユースケースが有事を思い浮かべたので
危機感のある状況下で誰が引っ張るのか、ぶっちゃけ誰でも引っ張れる人が
引っ張るべきだよなー、と思ったのでこちらの説明には「誰が」というのを
明示しませんでした。

Follow meを発揮してみてリーダーシップを磨いてみよう

説明文が短いのは、私の理解がまだまだ浅い結果かもしれませんが、
まさに誰がフォローミーを発揮してもいいんだ、ということなんだとは思います。

また、もう1点。
大人は経験して成長するものだとよく言われますが、では機会はどれほどあるのかと思った時に
有事、と言うとサービスの事故が起きた時を思い浮かべますが、
私は敢えて「危機感のある状況下」と表現しました。

日々プロジェクトを進める中でも危機感を感じる状況ってあると思うんですが、
つまり読者の皆さんに問いかけたいのは、
After youとFollow meの境界線、Follow meを発揮すべき状況、危機感を感じる状況
というのは、意外と日常的なものではないでしょうか? ということです。

日々プロジェクトを進める中で起きうる様々な障害たちに対して
1つ1つどういう姿勢で解決するか、ということですね。

まとめ

リーダーシップを早く磨くための1つの手段として、
Follow meとAfter youの境界線を考えると、
いかに日々の違和感をヤバいと思ってアクションするか、
そしてそれは誰でも機会があること。

つい最近、日本はカタールW杯で盛り上がりましたね。
私は、サッカーに精通しているわけではありませんが、今回ほどチームの意思統一や
マネジメントとしての監督やコーチ陣の力を意識して見たことはなかったかもしれません。
きっと、監督が選手の自主性を尊重しつつ統一した戦術を定めることが
チームの基盤なんだと思いますが、
その上にピンチやチャンスがやってきたときに、個のチカラで、
選手が周囲の2-3人を引っ張って結果に結びつけていく、
チームキャプテンとは違った1つの1つのプレーにおけるリーダーシップだったり、
ハーフタイムに檄を飛ばして締めるマネージャーのリーダーシップ、
なんてものもあったのだと思います。
チームも生きものですね。

ということで、みなさん、日常のヤバいものを血眼になって探して(笑)
解決を牽引してみましょう。

それが、最終的には自立型組織をみなさんが体現する糧になるでしょう♪

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