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Markdown AIを使った記事を投稿しよう!

Markdown AI で「サイトを作るのは簡単」だったが、使い道に困った話。

Last updated at Posted at 2024-10-27

公式イベント『Markdown AIを使った記事を投稿しよう!』の記事投稿キャンペーンの記事となります。期待されていた内容に「子供や Markdown を使ったことがない人が真似をしたくなるような内容」という記載があったので、今回はそういうサイトを考えてきました。

本記事では、私が Marksdown AI を使ってみて感じたことを簡単に書こうと思います。


はじめに

こんなサイトを作成してみました。
https://mdown.ai/content/a93e991b-628b-4d3a-854b-4c72e00d9c61



子どもが大好き(偏見)なタイプ診断です。

よく雑誌とかについてましたよね。2択の質問に答えていくことで自分のタイプが分かるこんなやつです。



「ドキュメント共有以外にもこんな遊びに使えるのか。」ということが伝われば、本記事の目的はほぼ達成したと言えます。

ですので、最初に結論で、あとはざっくばらんに書いていきます。

結論
・サイトを作るのはとても簡単。

・ただ「パブリックに公開されてしまう」ため、作成できるコンテンツがかなり限られる。固有名詞、プライバシー関連、機密情報が書けないため、それこそ SNS へ投稿するのと同じでネットリテラシーに気を付けないといけない。

・だったら別に SNS か、一部のユーザーにのみ共有したいのであれば Google ドキュメントとかでいい。「Markdown AI でないとダメ」という場面が非常に少なく感じた。


Markdown AIとは

Markdown AI をひとことで説明すると、Markdown 形式で作成した文書をワンクリックでウェブサイトとして公開・共有できるサービスです。

本来、ウェブサイトを作るにはサーバーを借りる必要がありますが、Markdown AI ならそんな手続きは不要です。パブリック公開されたサイトのURLを作成し、SNSなどで広く共有することができます。


Markdown AI は何が嬉しい?

「MarkdownでWebサイトを簡単に作れる!」というのは革新的なサービスで、それだけで嬉しいポイントなのかもしれません。しかし、ドキュメント共有を行うにしても既存 SNS や Google ドキュメントで十分な気がします。

情報共有ツールとして利用する場合「1 対 多」で共有するときには有効かもしれません。それこそ教育機関などの、公開しても問題ない内容───例えば、大学教授が講義ノートを生徒に配る、問題や課題の宿題の回答を生徒に配るなど───です。

しかし、社内機密情報や社内ノウハウを広く公開しようとは思わないでしょう。そういうわけで、パブリック公開されてしまうWebサイトとして公開するケースというのがあまりないと思ってワケです。


そこで、情報共有ツールとしてのメリットを探すよりは、Web サイトとしてのメリットをずっと考えていました。そして「ページにある程度の動きを付けることができる。」という特性に気が付いたのです。

そしてできたのが、冒頭で紹介させていただいた『動物タイプ診断』です。


共有先がなくて困る

ただ、こういう「お遊びのサイト」を作ってみて思ったのは「作って終わりではない」ということです。むしろ作ったものをほかの人にも遊んでもらうことに意味があります。「個人で楽しむ」のはかなり厳しいです。

共有先がないのは、サイトの内容が動物タイプ診断だったからではないと思っています。仮に学びのあるコンテンツでも同じだったと思います。


だって「パブリック公開してもよい情報」は、検索したら出てくるか、生成AIに聞けばすぐに出てくるから…


--


大人の私ですらそうなのです。子どもだったらもっと困ると思います。

①Googleアカウントが必要。ユーザー自身で管理できる最低年齢が13歳。
②ネットリテラシーが必要。公序良俗に反するコンテンツにしてはいけない。
③公開するところがない。Xの対象年齢も13歳以上。

───これらの壁を超えられないと思いました。


さいごに

私ははじめてこのサービスをみたとき「わざわざ Web サイトにする意味がわからん。共有したいなら Google ドキュメントとか SNS でええやん。」という印象を受けましたが、今もあまり変わっていません。

今のところ「markdown AI でないとダメ」という場面が思いつかないため、今後の機能に期待というところに収まりました。


ただ、機能「Webサイトとして公開される」は、使い方は私が思いついていないだけで何かしら使えそうな気はします。その簡単さから「Webサイトとして公開する目的(理由)がある人」にとっては最高のサービスだとは思います。


「絶対、ほかに面白い使い方があるはずなのに思いつかなくて悔しい。」

今はそんな気持ちでいっぱいです。


以上です。


Appendix

今回作成したサイトの Markdown を以下に示します。

サンプルコード(open属性なし)
### 動物タイプ診断

"はい/いいえ"を選択することで、次の質問に自動移動します。
「質問〇へ」クリックで、次の質問は画面の一番上に表示されます。

<a id="question1"></a>◆質問①<span style="color: red; ">(スタート)</span>
人と比べる性格で、負けず嫌いだと思う。
[はい  ⇒ 質問⑤へ](#question5)
[いいえ ⇒ 質問②へ](#question2)




<a id="question2"></a>◆質問②
他人と信頼関係を築くのが得意だ。
[はい  ⇒ 質問③へ](#question3)
[いいえ ⇒ 質問⑥へ](#question6)




<a id="question3"></a>◆質問③
自分のためより、誰かのために頑張りたい。
[はい  ⇒ 質問④へ](#question4)
[いいえ ⇒ 質問⑦へ](#question7)




<a id="question4"></a>◆質問④
どんな人とでも仲良くなれる自信がある。
[はい  ⇒ 結果①へ](#result1)
[いいえ ⇒ 結果②へ](#result2)




<a id="question5"></a>◆質問⑤
作業は協力してやるのではなく、1人で淡々と進められるほうがよい。
[はい  ⇒ 質問⑥へ](#question6)
[いいえ ⇒ 質問⑧へ](#question8)




<a id="question6"></a>◆質問⑥
新しいことにチャレンジするときは事前準備を怠らない。
[はい  ⇒ 質問⑨へ](#question9)
[いいえ ⇒ 質問⑦へ](#question7)




<a id="question7"></a>◆質問⑦
たまには新しい環境で新鮮な体験をしてみたい。
[はい  ⇒ 結果②へ](#result2)
[いいえ ⇒ 結果③へ](#result3)




<a id="question8"></a>◆質問⑧
努力を日々コツコツと積み上げていけるタイプだ。
[はい  ⇒ 質問⑩へ](#question10)
[いいえ ⇒ 質問⑨へ](#question9)




<a id="question9"></a>◆質問⑨
どんなことでもいつも全力で取り組むことができる。
[はい  ⇒ 結果④へ](#result4)
[いいえ ⇒ 結果③へ](#result3)




<a id="question10"></a>◆質問➉
リーダーシップを持ってみんなを引っ張っていく方だと思う。
[はい  ⇒ 結果④へ](#result4)
[いいえ ⇒ 結果⑤へ](#result5)




<a id="result1"></a>結果①:あなたは<b>イヌ</b>タイプ!
<details><summary>詳細</summary>
哺乳綱食肉目イヌ科に属する動物。
人間と仲良し。
</details>

<br><!-- 改行を追加 -->




<a id="result2"></a>結果②:あなたは<b>トラ</b>タイプ!
<details><summary>詳細</summary>
哺乳綱食肉目ネコ科に属する動物。
大きい猫。
</details>

<br><!-- 改行を追加 -->




<a id="result3"></a>結果③:あなたは<b>イノシシ</b>タイプ!
<details><summary>詳細</summary>
哺乳綱偶蹄目イノシシ科に属する動物。
ウリボウ可愛いね。
</details>

<br><!-- 改行を追加 -->




<a id="result4"></a>結果④:あなたは<b>ライオン</b>タイプ!
<details><summary>詳細</summary>
哺乳綱食肉目ネコ科に属する動物。
強いぞー、カッコいいぞー
</details>

<br><!-- 改行を追加 -->




<a id="result5"></a>結果⑤:あなたは<b>ひつじ</b>タイプ!
<details><summary>詳細</summary>
哺乳綱偶蹄目ウシ科に属する動物。
モフモフ。
</details>

<br><!-- 改行を追加 -->




















<br><!-- 改行を追加 -->
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