この記事の発端
勤務先ではVB6ベースのローカルパッケージアプリがあり、顧客のサポートで現地対応して気付いたことの備忘録です。
Windows7からの差異として意識すべきこと。
Windows7からフォルダごとデータ移行する際には、移行元のフォルダ等の属性が移行先のWindows10で邪魔をすることがある可能性がある。
⇒この場合、管理者権限でフォルダの所有権やアクセス権を編集するか、移行先に新しいフォルダを切ってファイルのみをコピーしたほうがいい。
⇒Robocopyでそのあたりを上手くコントロールしたほうが結果として良いのだろうと思います。アプリ間連携時のファイルのIN/OUTがWindows7の時よりも注意が必要で、他のアプリから自アプリに書き出してもらう際のフォルダはインストール時のデフォルトが機能しない場合があるので、その場合は実行ユーザで新しいフォルダを作ったほうが良い場合もありそうです。
アプリの実行はProgramsFileでデータはProgramsDataに格納した方が良いでしょう。勤務先のソリューションではトラブルシュートの容易性からCドライブ直下をデフォルトにしていますが、このことがWindows10では実行環境としてのハンドリングを悪くしているようなので、それぞれ書き出せるなら然るべきディレクトリに移したほうがトラブルが減ります。