はじめに
本記事は、AWS Certified Solutions Architect – Associate 試験 (SAA-C02) の合格体験記です。
これから受験する方の参考になれば幸いです。
negocia株式会社について
negocia株式会社では3つのValueを行動指針とし、「うれしい広告」の実現を目指しています。
Values
- Professional Pride プロであり続ける
- Praise the Challenge 挑戦を楽しむ
- Ownership for All 全てにオーナシップをもつ
興味を持たれた方は採用情報をご覧ください。
AWS Certified Solutions Architect – Associate
AWSの公式ページでは、このように説明されています。
この資格は、組織がクラウドイニシアチブを実装するための重要なスキルを持つ人材を特定して育成するのに役立ちます。AWS Certified Solutions Architect – Associate を取得すると、AWS 上で分散システムを設計、実装する能力が認定されます。
受験のきっかけ
AWSは業務で日常的に使っており、以前から興味がありました。
同僚の資格取得者が増えてきたことをきっかけに受験を決めました。
疑問
受験の前、2つ疑問がありました。
- 有料の教材は必要か?
- 自宅で受験できるのか?
受験後の結論としては
- 有料の教材は必要か?
- 必要
- 自宅で受験できるのか?
- 可能
と考えています。
自宅での受験
オンライン受験の方法
AWS認定試験は、ピアソンVUEとPSIのテスト実施業者2社により提供されています。
試験監督とのやり取りの言語が、ピアソンVUEは日本語が利用可能、PSIは英語です。
日本語でやり取りするため私はピアソンVUEを選択しました。
部屋の準備
試験監督から部屋をWebカメラで見せるように指示があります。
本棚や試験に使用しないモニターなどは事前に毛布などで覆っておくことをお勧めします。
教材
主に4つの教材を利用しました。
- [無料] AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C02) 試験問題サンプル
- [無料] AWS Certified Solutions Architect - Associate Official Practice Question Set (SAA - Japanese)
- [有料] 【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
- [有料] AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト問題集|リックテレコム
AWS公式のサンプル問題10問と練習問題20問は無料で高品質です。
しかし、問題数が合わせて30問と少ないため、有料の問題を解いて経験を積む必要があります。
[無料]AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C02) 試験問題サンプル
- AWS公式のサンプル問題10問です。
- PDFが公開されているため、すぐに問題を閲覧できます。まずこの問題を解き10問中何問正解できるか試してみることをおすすめします。ちなみに私は4問正解でした。
[無料]AWS Certified Solutions Architect - Associate Official Practice Question Set (SAA - Japanese)
- AWS公式の練習問題20問です。
- ユーザー登録が必要です。利用方法はこちらの記事を参考にしました。
- 採点機能がついていて便利です。
[有料] 【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
- udemyの模擬試験です。
- 模擬試験1回分が本試験と同じ65問なので時間配分の練習ができます。
- 模擬試験6回分390問と問題数が多いので数をこなせます。
[有料] AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト問題集|リックテレコム
- 書籍です。
- テーマ別にまとめられているため理解しやすいです。
- 問題のすぐ後に解説が記載されているため細切れの時間に学習できます。
おわりに
最後に、受験して良かったことを2点挙げておきます。
新しくサービスを知ることができる
普段の業務では特定のプロダクトのみを使用するため、知っているプロダクトの数はせいぜい10ほどでした。
一方で試験の対象となるAWSのサービスの数は60以上あります。
試験を通じて多くの新しいサービスを知ることができました。
特にSQSは普段の業務で使用しているlambdaと相性が良いので、新しく知ることができて良かったと感じています。
知っているサービスについてより深く理解できる
業務で別のAWSアカウントからアクセスする方法を探していました。
IAMは普段から使っていたのですが、アカウントに閉じた使用方法しか知りませんでした。
試験を通じてIAMのクロスアカウントアクセスについて学び、業務に活用できました。