みなさんはご存知だろうか?
何年も前から、ブロックチェーンが宇宙へ飛び出していることを。
結構このジャンルについてあまり知られていないのと、個人的にずっと情報を追っている内容なので、ちょっとした情報共有と壮大なポエムを今回はお届けしよう!😁
巨人たちによる宇宙ビジネス
アマゾンのジェフ・ベゾスによるBlue Originや、テスラのイーロン・マスクによるスペースXなど、民間企業の宇宙ビジネスが活発化し宇宙開発をも支えるほどに力をつけてきている昨今、各種の宇宙関連サービスが展開され、宇宙へ向かうロケットへ何かを乗せることが難しいものではなくなってきている。これは、「宇宙の経済圏」や各種の「宇宙ネットワーク」が発生することを示唆している。
宇宙 ✕ ブロックチェーン
2018年2月、Qtum(クオンタム)のブロックチェーンノードを搭載した中国の衛星が打ち上げに成功し、宇宙初のQtum POSノード/フルノードが稼働、オープンソース衛星ネットワークを構築した。
Qtumはビットコインで用いられているUTXO方式を採用しつつ、イーサリアムと互換性あるスマートコントラクトを実装しており、ハイブリッド的な存在だ。
QtumはSpaceChainプロジェクトに連携・統合されており、そのSpaceChainは2019年9月、欧州宇宙機関ESAから助成金を受けた。同年12月にはスペースXのロケットでハードウェアウォレットを国際宇宙ステーションISSへ届け設置、マルチシグトランザクションの署名に成功している。
また最近では、米航空宇宙局NASAが2024年、月面に「データキューブ」を搭載したペイロードを送信し、そのデータキューブが地球に戻った際に、ブロックチェーンを活用して認証を行い、保管データの証明を図る予定だ。
他にも、宇宙ビジネスとブロックチェーンが密接に結びついている案件が複数登場している。
「宇宙 ✕ ブロックチェーン」は、各所ですでに始まっている、進んでいる。
2023年のSymbolと宇宙
Symbolブロックチェーンにおいては、今年2023年の大きな出来事として「Mobile Node」の登場が挙げられる。
Google Play: Mobile Node
Mobile Node構築が広まり始めているいま、いつでもどこでも、移動中でさえもSymbolノードが稼働している、そんな社会をつくることができる時代に突入した。いまや、IoTデバイスやモビリティにノードを仕込むことが可能だ。さらにそこへAIを組み合わせて動かすこともできる。これこそ、以前からイメージしている未来の姿である。
移動体にノードを乗せることができるということは、Symbolのノードを宇宙に建てることができるということにほかならない。国境のみならず星間をも越えるネットワーク構築の可能性が、目の前までやってきている。
宇宙が経済圏になる
世界では、宇宙の覇権争いが現に繰り広げられている。
月や火星、金星、水星、木星、衛星などの土地を勝手に販売している企業も存在する。
また、Starlinkのように、人工衛星を使ってインターネット接続を地上の至る場所まで届けるサービスが実稼働している。いずれ、宇宙空間や地球以外の星の上、さらには星間をつなぐインターネット接続が登場することが予想される。その準備を着々と進めている人たちがいる。ということは、星と星をP2P接続する、というブロックチェーンネットワークが登場するかもしれない。
宇宙におけるブロックチェーンネットワークを構築し、価値を宇宙ブロックチェーンに乗せ、宇宙の価値も乗せ、つながり循環し、経済圏が育っていく。
すでに世界はそこへ向かっている。
それが現実だ。
宇宙でSymbolノードを建て、ハーベスティングし、宇宙のさまざまな価値をブロックチェーン上に乗せて、星間トランザクションを生み出し、データを刻み、宇宙ネットワークで価値を交換する。
決して夢物語ではない。
生きているうちにどこまで行けるかわからないが、ぜひそこを目指したい。
フードNFTコンソーシアムの事務局になっている株式会社味香り戦略研究所では、3Dフードプリンターによるマグロのトロの味再現なども実験的に行っており、「トロだ!」という評価を得ていた。
宇宙空間や地球外惑星でフードNFTをXYMで買って、3Dフードプリンターによるトロを食す未来がやってくるかもしれない。
宇宙 ✕ Symbolへ
宇宙ノード
宇宙ブロックチェーンネットワーク
宇宙空間でのハーベスティング
宇宙でデータをSymbolに刻む、証明する
宇宙アドレス
宇宙トークン(宇宙モザイク)
星間トレーサビリティ
宇宙での価値交換、循環
わくわくしかない。
さあ、Symbolで「星間トランザクション」を生み出そうではないか。
すべての宇宙にブロックチェーンの力を!