Vimのリリースされたpatchの説明です。
(9.1.0068 ~ 9.1.0145)
新機能、大幅な仕様変更には、が付いています。
runtimeファイルも直接commitされるようになりました。ただ、数が多いので基本的にはここでは取り扱わないことにします。
-
9.1.0137: コマンドライン時、
<Del>
で合成文字が削除できない件を修正しました。 -
9.1.0120:
getregion()
を追加しました。バッファの {pos1} から {pos2} までの文字列のリストを返します。(関連patch: 9.1.0122, 9.1.0126, etc........) -
9.1.0117:
win_splitmove()
が、新しいウィンドウを作成しない場合でも、WinNewPre
イベント やWinNew
イベントをトリガーすることがあった件を修正しました。 - runtime(misc): いくつかのruntimeファイル更新時のGitHubアカウントへの通知先を変更しました。(Dr.Chip(cecamp)さんの名前がすべて消えた)
-
9.1.0106: デフォルトカラースキームと
'termguicolors'
の組み合わせで、ビジュアルモード選択箇所の文字が認識し難い件を修正しました。 -
runtime(vim):
runtime/syntax/vim
生成スクリプトを同梱しました。(関連URL: vim-jp/syntax-vim-ex) (関連patch: runtime(vim), etc...) - 9.1.0098: 補完時、一致する項目がない場合に、CompletChanged イベントがトリガーされない件を修正しました。
- 9.1.0090: 端末からのOSCレスポンスのコード10, 11 (文字色/背景色のRGBカラー)のパース時、G(緑)とB(青)の値取得が逆になっていた件を修正しました。
-
9.1.0088:
:norm!
コマンド実行時にTextChanged
イベントがトリガーされない件を修正しました。 -
9.1.0071:
diff()
を追加しました。Vimの内部diffライブラリを使用して差分情報を生成します。(関連patch: 9.1.0096, 9.1.0099)
凡例
表記 | 意味 |
---|---|
新機能、大幅な仕様変更 | |
Vim開発者向けの追加、変更 | |
'hoge' |
オプション (:h options 参照) |
:hoge |
Exコマンド (:h :index 参照) |
hoge() |
組み込み関数 (:h functions 参照) |
v:hoge |
Vim定義済変数 (:h v: 参照) |
+hoge |
feature (:h +feature-list 参照) |
方針
こちらを参照。