Vim patchダイジェスト [2017/03]
(8.0.0387 ~ 8.0.0531)
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8.0.0517:
setqflist()
とsetloclist()
の引数{action}に'f'
を追加しました。(test用) -
- PHPのindent設定を更新しました。
- SASのindent設定を更新しました。
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8.0.0508: CIにcodecov.ioのcoverageを追加しました。
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8.0.0504: Exコマンドの呼び出し処理を高速化しました。(索引テーブルのキーに1文字目だけでなく2文字目も使用してテーブル参照処理を高速化)。テーブルはPerlスクリプトで生成します。
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8.0.0501: MS-Windowsで ":!start" がプロセスの生成に失敗した場合、引数をWinAPI ShellExecute()に渡して規定のopen操作を試みるようにしました。
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- Rustのサポートを追加しました。
- JavaScriptのindent設定を更新しました。
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8.0.0499:
taglist()
の引数に{filename}を追加しました。フルパスファイル名を指定するとそのファイルに含まれるタグが優先して表示されるようになります。 -
8.0.0493: とても長い引数を持つ
:cd
がクラッシュする件を修正しました。 -
8.0.0492:
remote_expr()
とremote_read()
の引数に{timeout}を指定出来るようにしました。 -
8.0.0486: autocmdイベント
SessionLoadPost
内でwindowをクローズした時にクラッシュやフリーズする件を修正しました。 -
8.0.0477:
assert_report()
を追加しました。 -
8.0.0475:
remote_startserver()
を追加しました。 -
runtimeファイル更新: SASのindent設定を追加しました。
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8.0.0440: インサートモード時のtestを多数追加しました。
test_disable_char_avail()
をtest_override()
にrenameし、test中の画面描画を抑制する機能を追加しました。 -
8.0.0439: arglistが空の場合に
:%argdel
を実行してもエラーにならないようにしました。 -
8.0.0431:
'cinoptions'
に C++ のextern "C"
ブロックのインデントを設定する "E" フラグを追加しました。 -
8.0.0423:
'cinoptions'
から "#" を削除しても "#" の効果が削除されないことがある件を修正しました。 -
8.0.0421: diffモードでバッファの最後に行を追加すると正しく表示されない件を修正しました。
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runtimeファイル更新: tmux設定ファイル用のftpluginとsyntaxを追加しました。
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8.0.0405:
v:progpath
が ":cd" の後に無効値になることがあるのを修正しました。(関連patch: 8.0.0416, 8.0.0450) -
8.0.0392:
test_ignore_error()
を追加しました。
凡例
表記 | 意味 |
---|---|
新機能 | |
'hoge' |
オプション (:h options 参照) |
:hoge |
Exコマンド (:h :index 参照) |
hoge() |
組み込み関数 (:h functions 参照) |
v:hoge |
Vim定義済変数 (:h v: 参照) |
方針
- 上のほうが新しい。
- Vim patch developer向けの情報だということを意識して書く。
- Bram氏目線で書く。(OK: ~を追加しました。 NG: ~が追加されました)
- patch番号にはgithub.com/vim/vim/commits/masterの当該patchのリンクを張る。(runtimeファイル更新も同様)
- オプション、Exコマンド、組み込み関数、autocmdイベント等の追加/削除/変更は必ず記載する。
- 不具合修正については発生期間が短いもの(1ヶ月以下)や通常使用で問題の無いものは記載しない。(この辺はテキトー)
- 月が変わったら(UTC)、1ヶ月単位で纏めてここに記載する。