Vimのリリースされたpatchの説明です。
(9.1.0229 ~ 9.1.0384)
新機能、大幅な仕様変更には、が付いています。
runtimeファイルも直接commitされるようになりました。ただ、数が多いので基本的にはここでは取り扱わないことにします。
-
9.1.0381:
:cbuffer
,:lbuffer
,:cgetbuffer
,:lgetbuffer
,:caddbuffer
,:laddbuffer
に範囲指定(1,$
等)をサポートしました。 -
runtime(comment):
シンプルなコメントトグルプラグインを同梱しました。(関連post: X(旧twitter))
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9.1.0329:
辞書型の文字列補完(interpolated-string)をサポートしました。(関連patch: 9.1.0335)
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9.1.0327:
Unix: XDGベースディレクトリ仕様をサポートしました (
$XDG_CONFIG_HOME
のみ)。$HOME/.vimrc
および$HOME/.vim/vimrc
が見つからない場合に、$XDG_CONFIG_HOME/vim/vimrc
を参照します。(関連patch: 9.1.0330, 9.1.0337, 9.1.0345, 9.1.0393) -
9.1.0321:
termcapオプション
't_xo'
を追加しました。このオプションが空でない場合は、端末は xon/xoff ハンドシェイクを使用しフロー制御をおこないます。(関連patch: 9.1.0384) - 9.1.0314: Vim9: クラス内で関数が定義できてしまっていた件を修正しました。
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9.1.0312:
:command
ブロック内のheredocをサポートしました。(関連patch: 9.1.0313) -
9.1.0277:
ハイライトグループ
MsgArea
を追加しました。コマンドラインのハイライトを設定します。
凡例
表記 | 意味 |
---|---|
![]() |
新機能、大幅な仕様変更 |
![]() |
Vim開発者向けの追加、変更 |
'hoge' |
オプション (:h options 参照) |
:hoge |
Exコマンド (:h :index 参照) |
hoge() |
組み込み関数 (:h functions 参照) |
v:hoge |
Vim定義済変数 (:h v: 参照) |
+hoge |
feature (:h +feature-list 参照) |
方針
こちらを参照。