Vimのリリースされたpatchの説明です。
(8.2.1932 ~ 8.2.2072)
新機能、大幅な仕様変更には、
が付いています。
Vim9 scriptの実装/仕様変更/不具合修正も頻繁におこなわれています。
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8.2.2070:

v:exitingを追加しました。VimLeavePreおよびVimLeaveイベント処理時にVimの終了コードを参照できます。 - runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
- runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
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8.2.2015:
Vim9: リテラル辞書の形式#{}が他の言語とは異なるため、JavaScriptの構文をサポートしました。(:h vim9して/Dictionary literalsで検索) (関連patch: 8.2.2017) -
8.2.1989:
ポップアップ情報ウィンドウに関する自動コマンドイベント(WinEnter, WinLeave等)を抑制するようにしました。 -
8.2.1984:
オムニ補完で :vimgrep を使用できないため、C言語の構造体メンバの補完に失敗していた件を修正しました。 -
8.2.1978:
マッピング用に特別な文字列<Cmd>を追加しました。モードを変化させずにコマンドを直に実行します。(関連patch: 8.2.1983, 8.2.1985, 8.2.1988, 8.2.2005, 8.2.2062) -
8.2.1969:

mapnew()を追加しました。map()と同様ですが、{expr1} を変更せずに新しいリストまたは辞書を作成して返します。(関連patch: 8.2.2075) -
8.2.1968:
Vim9: 動的に変更されうる機能についてのhas()の結果を動的に返すようにしました。(関連patch: 8.2.1974) -
8.2.1967:

:baltを追加しました。:badd同様に機能し、加えて、バッファを代替ファイル名として設定します。 - 8.2.1966: ターミナルウィンドウを閉じた時にポップアップウィンドウがカレントウィンドウになってしまい、カレントウィンドウが変更できなくなることがある件を修正しました。
- runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
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8.2.1947: 折り畳みしていない部分で
zjするとクラッシュする件を修正しました。(:h folding) -
8.2.1936: セッション(
:h :mksession)の復元時にウィンドウローカルの'scrolloff'と'sidescrolloff'の値がグローバル値に反映される件を修正しました。 -
8.2.1933:
:sortおよびsort()の第2引数{func}にlフラグを追加しました。指定時はソート順に現在のロケールを使用します。(:h :language)
凡例
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| 新機能、大幅な仕様変更 | |
| Vim開発者向けの追加、変更 | |
'hoge' |
オプション (:h options参照) |
:hoge |
Exコマンド (:h :index参照) |
hoge() |
組み込み関数 (:h functions参照) |
v:hoge |
Vim定義済変数 (:h v:参照) |
+hoge |
feature (:h +feature-list参照) |
方針
こちらを参照。