Vimのリリースされたpatchの説明です。patchの内容を手作業で一つ一つ丁寧に確認して書いています。英語は忠実に訳していません。Vimを使っている人が理解しやすい表現にしています。
新機能、大幅な仕様変更には、
が付いています。
(8.1.2365 ~ 8.1.2424, 8.2, 8.2.0001 ~ 8.2.0069)
※今月はruntimeファイル更新が多かったので、ほぼ割愛しています。
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8.2.0068: if_python: Python 3をutf32エンコーディングで使用するとクラッシュする件を修正しました。(関連patch: 8.2.0070)
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8.2.0054:

:diffgetと:diffputでは他のdiffモードのバッファ名をコマンドライン補完するようにしました。また、カレントバッファがdiffモードではない場合は補完をしないようにしました。(関連patch: 8.2.0064) -
8.2.0050:
ファイルマーク(:h 'A)を削除した後にviminfoが更新された場合、そのマークを保存しないようにしました。 -
8.2.0030:

:verbose ~と:profileで出力される、ファイル名 line 行番号の形式上でもgFでジャンプできるようにしました。 -
8.2.0019:

getbufinfo()が返すリスト項目の辞書のエントリにlinecountを追加しました。バッファの行数が格納されます。 -
8.1.2415: info popup使用時にpopup menuがちらつくのを修正しました。
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8.1.2386:
'wincolor'が'listchars'に使われていない件を修正しました。 -
runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
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8.1.2377: GUI: オペレータ待機モード中にVimがフォーカスを失うとオペレータ待機モードがキャンセルされる件を修正しました。
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runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
凡例
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| 新機能、大幅な仕様変更 | |
| Vim開発者向けの追加、変更 | |
'hoge' |
オプション (:h options参照) |
:hoge |
Exコマンド (:h :index参照) |
hoge() |
組み込み関数 (:h functions参照) |
v:hoge |
Vim定義済変数 (:h v:参照) |
+hoge |
feature (:h +feature-list参照) |
方針
こちらを参照。