Vimのリリースされたpatchの説明です。
(8.2.2446 ~ 8.2.2559)
新機能、大幅な仕様変更には、
が付いています。
Vim9 scriptの実装/仕様変更/不具合修正も頻繁におこなわれています。
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8.2.2556:
Vim9: :importのasをより多くのケースに対応させました。 - runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
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8.2.2531:
Vim9: :kの使用を禁止しました。 -
8.2.2524:

'fillchars'に折り畳み(fold)関連の項目foldopen,foldclose,foldsepを追加しました。折り畳み関連の表示する文字を変更できます(デフォルトは-,+,|)。 -
8.2.2518:

'listchars'のスコープをグローバルからグローバルまたはウィンドウローカルに変更しました。(関連patch: 8.2.2520) -
8.2.2511:

:vim9cmdコマンド修飾子を追加しました。引数{cmd}をVim9 script構文として実行します。この追加に伴い、短縮コマンド名:vim9は:vim9scriptではなく:vim9cmdになりました。(関連patch: 8.2.2513, 8.2.2514) -
8.2.2508:

'fillchars'の項目にeobを追加しました。バッファの終わり(End Of Buffer)以降の空行に表示する文字を変更できます(デフォルトは~)。 - runtimeファイル更新: Todo更新。helpファイル更新。他。
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8.2.2490:

'diffopt'の項目にfollowwrapを追加しました。followwrap指定なしの場合はdiffモード時に'wrap'をoffにしますが、指定ありの場合は'wrap'を変更しません。 -
8.2.2468:

fullcommand()を追加しました。短縮コマンド名から完全なコマンド名を取得できます。 -
8.2.2454:

'listchars'にlead:指定を追加しました。先頭のスペースに表示する文字を指定できます。 -
8.2.2452:

'filetype'をコマンドライン補完に対応しました。 -
8.2.2449:

flattennew()を追加しました。flatten()と同じですが、第1引数{list}を変更せずに、新しくリストを作成して返します。また、Vim9 scriptではflatten()の使用を禁止しました。
凡例
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| 新機能、大幅な仕様変更 | |
| Vim開発者向けの追加、変更 | |
'hoge' |
オプション (:h options参照) |
:hoge |
Exコマンド (:h :index参照) |
hoge() |
組み込み関数 (:h functions参照) |
v:hoge |
Vim定義済変数 (:h v:参照) |
+hoge |
feature (:h +feature-list参照) |
方針
こちらを参照。