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IBM Cloud (softlayer) の仮想サーバーの RedHat のサブスクリプションとyumレポジトリを変更する

Last updated at Posted at 2020-01-29

###3行で

  • IBM Cloud の仮想サーバーの RedHat では
  • サブスクリプションや yum の実行に都合が悪いことがあったので
  • 変更してみた

NFR を使って OpenShift v3 を VSI にインストールしたい時などに役立つかもです

###サブスクリプションを変更してみる

サブスクリプションを変更する場合、先に Red Hat カスタマーポータルで有効なサブスクリプションがあることを確認しておきます
https://access.redhat.com/

###まずは状況確認
subscription-manager status
subscription-manager config --list

出力の中身は書きませんが、出力内の hostname や baseurl を見ると、IBM Cloud 内のドメインが指定されています。/etc/rhsm/rhsm.conf に指定があるので、これを変更していきます

  • IBM Cloud で提供されているサブスクリプションを外す

subscription-manager unregister

* rhsm.conf を編集してから unregister するとしくじるので、先に unregister します。
*一度 unregister すると戻せない?様に思います。(subscription-manager subscribe --force とか効きません)よく考えてから実行しましょう

rhsm.conf のバックアップを取って、新たに空ファイルを作る

mv /etc/rhsm/rhsm.conf /etc/rhsm/rhsm.conf.bak
touch /etc/rhsm/rhsm.conf

rhsm.conf は存在しなくてもサブスクリプションの変更はできますが、yum 実行時に使うので作っておいてください

subscription-manager config --list

rhsm.conf を空にしておくと、すべてデフォルト値が指定されます。[]で括られた値がデフォルト値です
都合が悪い部分があれば、バックアップした rhsm.conf.bak の中身を見ながら、空の rhsm.conf に追記します

  • 新しいサブスクリプションを適用する
    subscription-manager register --force

RedHat カスタマーポータルのユーザーIDとパスワードを入力します

  • 使用したい poolid の確認。複数のpoolidがある場合、どれを利用したいか選択します
    subscription-manager list --available

  • poolid の割り当て
    subscription-manager subscribe --pool= xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

  • 確認
    subscription-manager status

yum の動作確認

yum update

エラーになります
[Errno 14] curl#77 - "Problem with the SSL CA cert (path? access rights?)"

pem ファイルの指定

/etc/rhsm/rhsm.conf.bak から以下の二つの行をコピーして /etc/rhsm/rhsm.conf にコピーする。二つの行は離れていますので、それぞれコピーします。

[rhsm]
repo_ca_cert = /etc/rhsm/ca/redhat-uep.pem

改めて動作確認

yum update

うまくいけば完了です

###最後に
※1 サブスクリプションのライセンス上、正しい所作なのかわかりません。自己責任でお願いします。

※2 OpenShift v4 では CoreOS の導入が必要ですが、通常のVSIだと、OSなしとかCoreOSとかは選択できないので、ベアメタルかVPCを使ってやればいいのだと思います(まだやってない)

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