はじめに
Pythonエンジニア認定基礎試験に合格したのでデータ分析試験も受けてみました。
Python 3 データ分析試験
初めに簡単な試験概要を公式サイトより引用します。
試験名称:Python 3 エンジニア認定データ分析試験
(英名:Python 3 Certified Data Analyst Examination)
資格名:Python3 エンジニア認定データ分析試験合格者
(英名:Python 3 Data Analyst Certification)
概要:Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験
問題数:40問(すべて選択問題)
合格ライン:正答率70%
試験はCBT方式です。
試験時間は60分ありますが、20分程度で終わりました。
といっても早く解いたから何かボーナスがあるわけじゃないので、見直し等じっくり時間をかけても良いと思います。
合格ラインは正答率70%です。
問題数は40問なので、28問正解すれば合格です。
言い換えれば12問は間違っていても大丈夫なのです。
勉強について
参考にした書籍
試験の公式サイトによると、主教材として以下の書籍が紹介されています。
- 翔泳社「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」
模擬や実際の問題の中には上記の書籍に記載されている文章ベースの問が幾つか出題されます。
例)「〇〇について以下の選択肢の中から正しいもの/誤っているものを選べ」など。
書籍としてはPython文法といった基礎的な内容から記載されており、私含めた初心者に優しい本となっています。
また、現在Pythonエンジニア育成推進協会にて、データ分析試験の主教材である「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」がもらえるキャンペーンをやっています。
- TwitterなどのSNSで受験宣言を投稿する。
- Pythonエンジニア認定基礎試験/データ分析試験 のどちらでも可。
- 投稿のURLや住所などをフォームに入力して応募する。
- 本が届く!
実際に私も応募して頂いた書籍で勉強し受験しました。
2021年11月末日まで、つまりあと数日なので、受験する予定のある方はご利用してみてはいかがでしょうか。
試験対策
では実際に試験対策した内容について紹介します。
とはいっても、前回のエンジニア分析試験とほぼほぼ同様にひたすら模擬試験を解く事を繰り返すという方法になります。
-
1~2週間ほどで教科書を読む。
-
私の場合は実務であまり用いていなかった記述やライブラリの使い方について実際にコードを書いたりしました。
-
2週間くらい以下を繰り返す。
- 模擬試験を解く
- 間違った問題を見直す
という事でした。
間違った問題を重点的に見直すことで、効率的に得点を取ることができます。
何回か模擬試験を解いてみて、これはイケるなと思ってからテストセンターの予約を行いました。
模擬試験
Pythonエンジニア認定基礎試験の模擬試験としては2021/11現在、私の知る限り以下3サイトで公開されています。
- PRIME STUDY
- 模擬試験が3試験分用意されています。
- 最初にメールアドレスを入力します。この入力したメールアドレスに結果が送信されます。
-
DIVE INTO EXAM
の問題よりも問題内容のコードが複雑だった印象があります。
- DIVE INTO EXAM
- 会員登録が必要です。
- 模擬試験を受けるだけであれば無料会員で十分です。有料会員だと講座?が受けられるらしい?
- 回答結果の履歴が保存される機能があります。
- 試験を受ける度にランダムで出題される点がおすすめ。
- 問題内容は
PRIME STUDY
よりも簡単め。 - ごく一部ですが教科書で触れていないような内容も出題されたような気がする。
- トレノケート
- 会員登録が必要です。
- 今回、私は使用しませんでした。
- エンジニア認定試験は上記2サイトだけで事済んだのと、たに会員登録する事が億劫だったので。。。
https://camp.trainocate.co.jp/map/python/
- エンジニア認定試験は上記2サイトだけで事済んだのと、たに会員登録する事が億劫だったので。。。
勉強しておくと良いポイント
模擬試験および本試験の内容からここら辺を勉強しておくと良いポイントを紹介します。
といっても、試験の公式ページを確認すると教科書の章節をベースに以下の通り出題範囲と割合が公開されています。
上記の模擬試験についても同様の範囲と割合で出題されています。なので模擬試験を繰り返し行うだけでも重点的に勉強したほうがよいポイントなどは身につくのかなと思います。
出題の割合に注目しますと4章のライブラリによる分析実践
の内容が非常に配分が大きいです。
なので、勉強時間が不足している場合などに重点的に勉強するとしたらココなのかなと思います。
終わりに
上でも書いた通り10問くらいは間違ってても合格できます。なので、
普段から業務でPythonを使用してデータ分析系の業務をされている方でしたら、あまり力を入れずとも合格できるのではないかなぁと思いました。