2017年に取得することができました医療情報技師を受験した際の思い出を書いて見ます。
試験の概要
医療情報技師試験は次の3つの受験科目があり、その全てで合格点を超える必要があります。
- 医学・医療 系
- 情報処理技術 系
- 医療情報システム系
いずれの科目もマークシート方式での多肢選択方式で、5択からの選択問題が多いです。
問題の中には2個以上を選択するする問題もありますので、要注意です。
問題をよく読んでおかないと、「あれ!?これ複数選択だったの!?」ってなります。(なりました。
難易度的には情報処理技術系
であれば感覚的には基本情報技術者くらいの知識が求められるかなぁと言った印象。
医学・医療系
、医療情報システム系
に関しては専門的な知識が問われる事が多く、予め準備が必要です。
実際、私が合格した時も医学・医療系
の点数はボーダーギリギリだった。。。
受験時の勉強方法
医療システム部署に所属していたり、応用情報技術者、そして医療情報基礎知識検定も合格していましたので、ある程度のベースとなる知識はありました。
ですが、試験範囲も結構広かったので3, 4ヶ月は準備した覚えがあります。
勉強方法の基本は次のような感じでひたすら過去問を解いてました。
- とりあえずテキストを一通り目を通す。
- ひたすら過去問を解く。
- わからなかった問題について復習。
##使用したテキスト
医療情報学会が出版しているテキストのため、試験範囲をカバーします。
内容のイメージ的には学校の教科書といった感じで、資格勉強に特化した内容ではないため、
正直取っつきづらさも若干感じるかなという感想。
購入する場合は、最新版を購入しましょう。
- 医療情報基礎用語集
公式で配布している試験範囲の基礎用語とその解説をまとめた用語集。
対象は基礎知識検定試験の受験者のため、医療情報技師のすべてをカバーしていないとは思いますが、ちょっとした暗記などには役立つかと。
チラッと見れるのがありがたい。
入手に少々情報登録が必要になります。
医療情報基礎用語集
使用した過去問
有志の方々で試験問題をまとめられているWiki。
過去全ての問題があるわけではないですが、シンプルで非常に役立ちます。
解説も全ての問題にあるわけではないので、自分で調べたりできる方にはおすすめ。
私は通勤中にスマホからアクセスしていました。
こういう過去問集もあります。
こちらは解説まで記載された問題集です。
医療情報技師能力検定試験過去問題・解説集2019
上記のWikiだけだと問題が全網羅されている訳でもなく、解説もない問題も多々あるため、ちゃんと勉強するならこういった問題集を買った方が良さそうです。
最後に
医療情報基礎知識検定と比べると非常に難易度が高いです。
ちなみに受験時期は毎年8月中旬ほどの日曜日。
私が受験した年はお盆休みの最終日でした。
休み中に追い込む...といった選択肢もあります。