第0回は試験の概要をまとめておこうと思う。
受験の動機
本業はWebエンジニアだが、
工場である程度自由に実験できる環境が周りにあるので、
ちょっくらIoTでも勉強してみるか、ということで受験を決意。
IoTはハードウェアからソフトウェアまで、広範囲な知識が必要となるので、自己研鑽の課題としてはもってこいだとも思う。
試験概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施日 | 第3回 2017年12月2日(土) |
| 実施時間 | 9:50~11:20 |
| 開催場所 | 東京、横浜、名古屋、大阪、札幌、仙台、さいたま、広島、福岡 |
| 受検料 | 15,100円(税込) 会員、協力団体の方は割引がございます。こちらをご覧ください。 |
| 試験問題 | マークシート80問 対応テキスト発売中 |
| 問題数 | マークシート80問 |
| 試験時間 | 90分 |
| 申込期間 | 2017年9月25日(月)~11月13日(月) |
2016/12/10に第1回目が開催されて、今回が第3回目となる。
マークシート80問の出題で、記述試験がないので合格するのは簡単か?
でも合格基準が未公開らしい。珍しい!
単純に正答割合なのか、合格受験者全体偏差値とかなのかも不明。
試験の目的
IoTシステム構築・活用に関する知識を中心に、その習熟度を検定することで、IoTシステム構築に関係する技術者の対応力向上
試験レベル
上級
- 高度なIoTシステム、業界固有または業界をまたがるサービスを構築する実践的な専門技術を認定
中級(自分が受けるレベル)
- IoTシステム構築に取り組むための基本技術を認定
基礎
- IoTに関する基礎知識を保持していることを認定
上図のように基礎・中級・上級とあるらしいが、現在は基礎・中級のみが開催されているっぽい?
私がいきなり中級を受けるのは、基礎は情報処理試験でいうITパスポート的なものだと思ったから。実際はどうか知らん。
工場をスマート化するにあたって基礎だけ知っててもしょうがないと思ったのもある。
必要とするレベル、実務の適応
公式によると以下の通り。
| 資格の種類 | 必要とするレベル | 適用可能な実務レベル |
|---|---|---|
| 上級 | IoTのシステム構築・活用に関する、より実践的な専門技術 | IoTシステムについて顧客の要求を理解し、課題の整理のうえ、システムの企画、計画し戦略的提案をおこないます。また、IoTシステム構築のリーダとして活動できます。 |
| 中級 | IoTシステムを構成する基本技術習得 | ①IoTシステム構成と構築技術 ②センサ/アクチュエータ技術と通信方式 ③IoTデータ活用技術 ④IoT情報セキュリティ対策技術 ⑤IoTシステムのプロトタイピング技術 IoTシステム全体を俯瞰することができ顧客の要求または提案の要点を的確に把握でき、システム構成の概要が描けます。 |
| 基礎 | IoTに関する基礎知識の理解 | IoT、BD(ビッグデータ)、AI(人工知能) |
うーん、基礎のざっくり感。
中級のカリキュラム
受験要項の画像を拝借。
Webエンジニアの私としては、「センサ/アクチュエータ技術と通信方式」あたりが鬼門かなと思う。がんばろ。
主催
MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)
ワイヤレス通信とコンピュータシステムの連携を図り、モバイルコンピューティングシステムの普及を推進するために、1997年にわが国を代表する移動体通信会社、コンピュータハード・ソフトメーカ、携帯電話・PHSメーカ、システムインテグレータなどで組織されたものです。(2016年9月現在、会員会社数162社)

