概要
Vagrantで作成された仮想環境で、synced_folder
を利用してソースコードをホストOSと共有し、
ホストOSにインストールしたエディタを利用して開発を行います。
ついでに、速度を早くするためマウントにはNFSを利用します。
タイトルにはVSCodeと書きましたが、私がVSCodeを使っているだけでエディタは何でもOKです。
ファイル共有方法
NFSを利用できるようにする。
ターミナルを起動し、NFSを利用できるか確認します。
$ nfsd status
nfsd service is enabled
nfsd is not running
nsfdの設定を何もしていなければ、nfsd is not running
と出るかと思います。
nsfdを起動させましょう。
$ sudo nfsd start
もう一度確認するとnsfdが起動した状態になっているかと思います。
$ nfsd status
nfsd service is enabled
nfsd is running
次に、/etc/exports
を作成します。
このファイルを作成することで、NFSが自動起動されます(たぶん)。
sudo touch /etc/exports
Vagrantfileの修正
Vagrantfileに、ホストOSとゲストOSの共有フォルダ設定を追加します。
Vagrant.configure(VERSION) do |config|
+ config.vm.synced_folder "ホストOSの共有フォルダパス", "ゲストOSの共有フォルダパス", type: "nfs"
end
Vagrantのリロード
vagrantをリロードすると、共有フォルダ設定が反映されます。
vagrant reload
vagrantが起動していない場合は、up
で起動させましょう。
vagrant up
確認
フォルダが共有されたので、Vagrantfileに設定した、ゲストOSの共有フォルダパスにソースを配置すれば、
ホストOSの共有フォルダパスにも同期されソースコードを見ることができます。
後はVSCodeなりお好きなエディタで開発しましょう。