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#PowerApps + #PowerAutomate でSharePointライブラリへのドキュメントアップロード

Last updated at Posted at 2019-11-22

はじめに

Power Appsでは残念ながらSharePointライブラリへのドキュメントアップロードには対応していません。
本投稿ではPower Automate(旧Flow)を通じて、Power AppsからSharePointライブラリへファイルをアップロードする方法を紹介します。

なお、写真のアップロードは#PowerApps のJSON関数を利用した写真の一括登録こちらで解説しています。

今回は!!写真じゃない!オフィスドキュメントも!アップロードします!!!

準備

Power Appsでローカルのファイルを扱うコントロールは2つです。1つはフォームコントロールの添付ファイル。もう一つが今回用いる、写真の追加コントロールです。
ファイルを扱えたとしても、単純にはFlowに渡せないので、JSON関数を利用してFlowに渡せる形式に変換します。上の記事でも紹介していますが、JSON(XXXXX,IncludeBinaryData)で、XXXXXのDataUriを取り出すことができるので、これでファイルをDataUriに変換。Flowに渡してあげます。

Power Apps

スクリーンに設置するコントロールは4つです。
- 写真の追加
- テキストボックス
- ボタン
- ラベル(格納先を表示する用)
 Screen.PNG
このうち、ボタン以外は特になにもしていません。
ボタンのOnSelectには以下を設定しています。

Button.OnSelect
/*JSON関数の結果、得られるDataUriを変数にセット*/
Set(docJson,
    JSON(UploadedImage1.Image,IncludeBinaryData);//変換対象は写真部分(UploadedImage)
    ); 
/*Flow実行の結果をSet*/
Set(response,    
    uploadFromPowerApps.Run(
        Substitute(docJson,"""",""), //DataUriの先頭と末尾のダブルクォートを削除
        TextInput1.Text, //ファイル名
        User().Email //アップロードした人のEmail
        )
    );
/*アップロードが終わったら変数・コントロール初期化*/
Reset(AddMediaButton1);
Set(docJson,Blank());

Flowに渡している最後の変数はなくても大丈夫です。Power Apps側は終わりです。
参考までに、下図はExcelファイルをJSONで変換した場合の変数です。
image.png

さらっと行きましたが、とっても重要なのは、画像の追加コントロールは、画像ファイル以外も選べるJSON関数で一般的なファイルもdataUriに変換できるの2点が重要になります。

Power Automate

次にFlow側です。上の記事にもある通り、FlowではdataUriToBinaryの関数を使うことで、SharePointにファイルを生成することができます。
image.png

あとはPowerAppsへの応答で、生成されたファイルのパスを返せば完了です。

まとめ

  • 画像の追加コントロールのUploadedImage.Imageをターゲットにして、JSON()を実行
  • できたDataUriをFlowに渡す
  • FlowではdataUriToBinaryでファイルに戻す

(注意)ファイルを選択する際に、既定では画像ファイルしか選択できないので、すべてのファイル から選んでください。

おまけ

「ライブラリに直接投稿権限はつけたくないけど、ファイルを登録だけはさせたい」という要望をたまに聞きます。ここでは最後に、上のアップロードを応用して、権限がないライブラリにファイルをアップロードする方法を紹介します。

Flow

変更するのはFlow側だけです。ソリューションの中でだけ利用可能な、Flowの中での子Flowの呼び出しを使います。

子Flow側

だいぶ長いですが、以下のステップで実行します。
1. Instant flowのマニュアルトリガーで開始(これは子Flowにする条件)
2. 入力をつかって、ファイル生成
3. ファイルのメタデータに作成者(Power Appsから実行した際の最後の変数)をセット
4. 親Flowに結果を返す

image.png

親Flow側

親Flowのほうが簡単です。基本は子を呼び出して終了です。
image.png

ポイント

子Flowはインスタントフローのうち、マニュアルトリガーのFlowなので、実行のみユーザーの設定が可能です。これを利用すると、子Flowの中で触っているライブラリに直接権限をもっていなくても、アップロードをすることができます!
image.png

追記

Shane のYoutubeが公開されたのですが、https://youtu.be/3QaiM8SeWfM こちらで、添付ファイルのコントロールからJSONでdatauriを取得する方法が紹介されていました。
1. まずEditフォームから添付ファイルのコントロールだけをコピペで引っ張ってくる
2. AttachmentコントロールのItemsは空でよい
3. Imageコントロールを1つ用意する
4. ImageコントロールのImageプロパティには Last(DataCardValuexx.Attachments).Valueを設定する(これはまだdatauriではない)
5. JSON関数をつかって、Set(xxx, JSON(Image1.Image, IncludeBinaryData))で変数にセットする(この段階でdatauri)
本人も「なんでかわからないがー」と言っていましたが、JSON関数はImageを引数にして、IncludeBinaryDataするとDataUriがとれます。
ほかのコントロールから純粋に参照できるのがImageコントロールくらいなので、このような方法になります。
よくわからないかたは、サンプルのmsappファイルを置いておきましたので、こちらから取得してください。

ということで、JSONはとっても素敵な関数で、JSONはわからない!という方でも使えます。(JSONを書くわけではない)ぜひ活用してみてください!

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