プロジェクトや部署などのチーム単位で作成されるTeamsのチームですが、メンバーが流動的なプロジェクトだと、『入ったらここ見ておいてください』みたいな連携があったりしますよね。
あるいはTeamsのWikiにプロジェクトのガイド・紹介を書いておくといった使い方もあるかと思います。
そんな新規メンバーへのウェルカムメッセージを自動的にTeamsに投稿するFlowをご紹介します。
Acknowledge
This work is supported by John Liu 劉. Thank you!
You can find his awesome work in his blog posts, See JOHN LIU.NET
Flowの全体
Flow自体は非常にシンプルです。
- Office 365 Groupsコネクターの「グループにメンバーが追加または削除されたとき」のトリガーを利用
- 1の結果のidから、Office 365 Usersコネクターでユーザー情報を取得
- (ここがポイント！) 1.の結果のReason を利用。deletedかどうかで分岐
- YesならTeamsに歓迎メッセージ
- Noならメンバーにメールを送信する（ここではFormsのアンケートを送っています）
重要なのは3.です。トリガーはメンバーの出入りどちらも発火するので、どちらも同じように歓迎メッセージを送るとおかしなことになります。
これを回避するために、条件を追加し、トリガーの"Reason"を利用します。
以上でFlowは完成です。追加時にはこんな風にメッセージが送られます。
脱退するとこのようにメールが送信されます。
#まとめ
Power Automateを利用するとTeamsを少し便利に活用することができます。ぜひ活用してみてください。
この内容はOffice 365勉強会のLTでご紹介したのですが、当日参加されていた 廣澤みなみさんの手により、すぐに活用いただけました！ありがとうございます！！
一昨日 (2020/1/25) の Office 365 勉強会、Hiro さん (@mofumofu_dance) の LT の Power Automate フローをマネさせていただきました(*´ω｀*)
— 廣澤みなみ (@hirosawa373) January 27, 2020
流れるような ライブ作成、Power Automate の簡単さと効果がとても分かりやすく伝わり、素敵な LT でした！ pic.twitter.com/gJ4azvklcq