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アーキテクチャ Conference 2025 に参加して

Last updated at Posted at 2025-12-05

はじめに

2025年11月20日・21日に、Findy様主催の アーキテクチャ Conference 2025 が開催されました。私は21日のみ会場に足を運び、参加してきました。

今回の参加目的は以下のとおりです。

  • 他社がどのようなアーキテクチャを構築しているのか知りたい
  • AIが主流になる中で、どのようなAI技術・ツールが使われているのか肌で感じたい
  • 自分のモチベーション向上
  • 情報収集のため

せっかくなので、当日の内容をまとめてみたいと思います。

参加したプログラム

当日私が参加したセッションはこちらです。

  • 生成AIの進化と共にアップデートを続けるFlyleの開発プロセス
  • スケールする事業とアーキテクチャに潜むセキュリティリスクと対策
  • 【パネル特別企画】現場課題から考えるセマンティックレイヤーとデータモデリング
  • 出前館アプリ進化論 ~アーキテクチャと組織のリアルな変革の舞台裏~
  • 自社で構築したAIエージェントのアーキテクチャ

生成AIについて感じたこと

最近では、開発プロセスの大部分をAIが担えるようになってきています。しかし、
「どこまで自動化し、どこを人間が担うべきなのか」 を慎重に見極める必要がある、という話が印象的でした。

  • 要件の確認や判断が必要な部分は、依然として人が行うべき
  • 逆に、完全自動化できる領域は積極的にAI化し、開発効率を高めるべき
  • AIがプロセスに深く入りすぎると、人間だけではメンテナンスできなくなるため、そこもAIの力を借りる形に変わっていく

また、セッション内で紹介された
「deepwiki、cursor、vibe-kandan」などのツールは、私自身ほとんど聞いたことがないものでした。

今回参加していなければ知ることもできなかった内容ばかりで、「AIツールの知識そのものが今後の武器になる」 と強く感じました。新しいツールに触れて、自分の経験値として蓄積していく必要があると痛感しました。

セキュリティ

セキュリティに関するセッションでは、以下が特に印象的でした。

  • oss の利用率は約80%に達しており、その間接依存を狙った攻撃が増えている

  • AIが普及し、誰でも簡単に開発できるようになったことで、利用しているソフトウェアの把握が難しくなり、セキュリティリスクが増大している

  • 侵入やアプリの脆弱性だけでなく、ライブラリやインフラなど「見えづらいところ」が攻撃対象になりやすい

  • 一方でセキュリティ専門人材が不足しており、対応が属人的・人力になってしまい非効率な状況

特に「yamori」という資産情報管理・脆弱性管理ツールの話があり、SBOM(ソフトウェア部品表) の重要性が増していると感じました。

調べてみようと思ったワード

セッションを通じて、個人的に調べてみたいと思ったワードはこちらです。

  • SBOM(Software Bill of Materials)
    ソフトウェアに含まれるライブラリ・依存関係を一覧化したもの。
    OSS依存が増える今、内部構成の可視化は必須。

  • セマンティックデータ/セマンティックレイヤー
    データの意味を統一的に扱うためのレイヤー。現場課題の整理に役立つとのこと。

  • ディメンショナルモデリング
    AIモデルを使う場合にも、データの構造化を正しく行う重要性が強調されていた。

まとめ

今回のイベントを通じて、「AIとどう向き合うか」 が今後のエンジニアにとって非常に重要になると改めて感じました。

AIに触れる時間が自分自身まだ足りていないとも実感したので、今後の学習にもっと時間を割いていきたいと思います。

アーキテクチャ系の話題ももちろん学びになりましたが、全体としてはAIをどう活用し、どう開発を変革していくかが中心でした。

来年もぜひ参加したいと思います。

おまけ

会場の雰囲気(写真のみ)

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お昼ごはん

無料でカツサンドのお弁当が配られていて、とても嬉しかったです。

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