#スライド機能が使いたかった
最初に言っときます。
参考資料: http://www.slideshare.net/yuyarin/ss-39061287
上記URLの、内容の詰まった分かりやすい説明を、ISPの存在意義を説明するためだけに、引用したのがこのスライドです。
#最近多いですね、光コラボの勧誘
うちはフレッツ使ってるのですが。NTTと関係ありそうに装ってくるのが、すごく腹立ちます
「フレッツご利用状況の調査」「来月から安くなる」(フレッツ使ってると答えると)「ありがとうございます」はほぼテンプレ
#それでも話を聞いてみた
フレッツ辞める気はないが。「けど、プロバイダ変わるんでしょ?」って試しに言ってみたら衝撃的な言葉が。
「プロバイダは必要なくなるんです」 えっ!?
「プロバイダって、実際に何しているか、ご存じないですよね?」 うぐっ!!
#ということで、調べてみた。
#パッと思いつく役割
・IPアドレスを割り当ててくれる
・DNSサーバとか、メールサーバを使わせてくれる
けど、IPアドレスなんて、衝突しないように気をつけたら好きなの名乗ればよくね? DNSもメールもGoogleがタダで提供してるし。そもそもGoogleとかもISPと契約してるの?
#ASへの参加
インターネット = インター(〜の間) + ネットワーク
⇒ネットワークのネットワーク
AS(autonomous system: 自律システム)という単位のネットワークが、相互接続を行っている
その一員にならないと、インターネットに繋がらない。
ASにはAS番号が割り当てられており、日本のASはJPNICが管理している。
日本のAS一覧: https://www.nic.ad.jp/ja/ip/as-numbers.txt
世界中のAS番号を検索: https://www.ultratools.com/tools/asnInfo
有名なプロバイダや、YahooやGoogleは独自でASを作っていることがわかる。
#ルーティング
AS同士の相互接続を頼って、目的地までトラフィックを届けるわけだが。
慈善事業じゃないので。タダじゃ届けてくれない。
設備だってタダじゃないし。
#金で解決
・トランジット: 自分よりも多くのASとつながっているASに、お金を払って届けてもらう
・ピア: よくやりとりするAS同士が、いつもトランジットを経由するとお金もったいないので直接やりとりする
⇒どこにトランジットしてもらって、どことピアを結ぶか、ASは考えないといけない。
#結論
#プロバイダ(ISP)の役割
・ユーザをASという小さなネットワークの一員にする
・AS同士のネットワークに参加し、安く世界中にトラフィックを届けられるように、他ASと、トランジットやピアの関係を結ぶ
これらが自前でできるなら、ISPは不要。一般人には無理なので、ISPは必要。