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VM環境用自宅サーバーの構築

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仮想マシンやコンテナを使って実験できるように、まずはサーバーを作るところから始める。

#環境
##ハードウェア(Intel ベアボーンサーバー)

  • CPU: Core i3
  • RAM: 32GB
  • Disk: SSD 500GB (PCIe3.0 NVMe) + SSD 1TB (SATA)

PCIe3.0の高速ディスクを、ホストのOSとゲストVMディスクを置く場所とする。
SATAの中速ディスクを、その他(nfsのデータファイル保存領域、OSインストールのISO等)の大きなファイルを置く場所とする。2TBの容量のディスクを用意しているのは、データベースのデータ領域としても運用したいため。

##ソフトウェア

  • OS: CentOS 8
  • VM: KVM + QEMU + oVirt

KVM + QEMUを使う理由は、VMのテンプレート機能を使いたいため。

このマシンで最初は無料版ESXiを動かしていたが、新たにVMを作るたびに、OSのインストールから始めないといけないのが面倒になった。
最初はそんなものかと思っていたが、UdemyのハンズオンコースでVirtualBoxを使いテンプレートから何度も操作環境を作った際に、便利さに気付いてしまった。

KVMの運用管理にoVirtを使うのは、最初は慣れるまでGUIベースで操作するため。ゆくゆくはCLIベースで操作し、devOpsな方向まで持っていきたい。

#OSセットアップ
CentOSは、特にkickstart等でカスタマイズ版インストーラーを作らない限り、GUIベースの操作となる。(それがVMテンプレート無しだと面倒な理由の一つでもある。)
一般的な操作については、さまざまなページでまとめられている。その中でも、このHacker's Highさんのページ(画像で分かる!CentOS 8 のインストール方法)が一番わかりやすいと思われる。

で、私が行ったインストールで、よくあるまとめと違う点は、下記の2点:
##ソフトウェアの選択
最小限(Minimal)でインストールする例が多いが、私の場合は仮想マシンの実験環境として作る事を目的としているので、仮想化ホストを選択。
##ストレージの設定
せっかく高速なPCIe3.0のSSDと中速なSATA SSDの2本の構成にしてあるので、高速アクセスのメリットを活かしたいので、自動を選ばず下記のように設定した。
####PCIe3.0 SSDを選択
/boot 
/
swap
####SATA SSDを選択
/var

2TBもvarに用意するが、nfsのファイル保存領域やVMのISO格納領域として使ったら、意外と早く空きがなくなるかも。
なぜ/varという名前にしたかというと、2TBもあるが、Linuxの標準的なディレクトリ構成的に適切そうな名前を考えたら、/varかなと。
/dataも考えたけど、oVirtで仮想マシンのディスクを格納する領域をData Domainという名前で呼ぶので、それを/dataとして速いPCIe3.0 SSDに用意したかったから。

で、まずはOSのインストールは問題なく完了。

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