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Firebaseアナリティクスについて(オレオレプラクティス)

Last updated at Posted at 2020-06-07

Firebaseアナリティクスについて、じっくり調べて、ガッツリ実装したので、忘れないように自分メモです。
とはいえ、Firebaseアナリティクスについて記事が少ないので、どこかの誰かの何かになったら嬉しいので、公開します。

##Firebaseアナリティクスとは
 Googleが提供している、どこまでも無料で計測できるアナリティクスツール
 無料で使用できるが、クセが強く導入前に計測内容の設計が重要
 (何も考えずに計測していてたら、リファレンスにも書いていない落とし穴が結構あって結果作り直すことになった)

##各種特徴
###イベント数について

  • 登録できるイベント数は500個まで
  • 削除はできない
  • ユーザーリスト(同じイベントを起こしたことがあるユーザーのグループ化)ができるFirebaseAudienceを使用する場合、イベント名が日本語だとグループ化できない
  • 管理画面での設定は必要なし
  • イベント名は40字まで

###パラメータについて

  • パラメータとは、イベントに付与することができる、そのイベントの詳細情報のようなもの
  • 「パラメータKey」と「パラメータValue」で構成されてる
  • 1イベントあたり25個まで
  • 管理画面に表示させるためには、管理画面で登録する必要がある
  • 管理画面で確認できるように表示させるかどうかの登録と削除はできる
  • 1プロジェクトあたり、管理画面で確認できるパラメータ総数は100個まで(数値50個,文字50個)
  • 同名パラメータでも、イベントが違う場合それぞれ1個として計測される
  • パラメータKeyは40文字、パラメータValueは100文字まで
  • Nullを送ればパラメータの計測はされない

###ユーザープロパティについて

  • プロパティ名とプロパティ値で構成される
  • 1つのプロパティ名に複数のプロパティ値を設定できる
  • 1プロジェクトあたり、25個まで作成できる
  • 削除はできない
  • プロパティ名は24文字まで
  • プロパティ値は36文字まで
  • 管理画面で設定を行う必要がある

##設計
イベントは消すことができないことと計測数に上限があるため、何でもかんでもイベントにする訳にはいかない。
パラメータもBigQuaryに連携していたら問題はないが、Firebase管理画面だけで計測を行う場合、閲覧の制限がある。
パラメータValueにはおそらく無制限(制限についての記事がなかったため)の種類の計測ができる。
イベントを大カテゴリ、パラメータKeyを中カテゴリ、パラメータValueで個別の計測を行うように設計。
ex:) 登録したメモ一覧、メモ登録画面、マイページ(設定ページ)の3要素とし、マイページ(設定)の計測なら、

  • イベント:mypage
  • パラメータKey:content
  • パラメータValue:選択した項目(「問い合わせ」や「情報変更」など)

##注意事項

  • 無料でできるGA連携を行えば、GA上でファネル分析などが行える
  • パラメータ数は実装がちゃんとできていて管理画面ではズレる事がある
  • Google側も把握している既存バグ(?)
  • BigQuaryに連携していたため、BigQuaryが確認したら、パラメータ数は合致していた
  • Googleに問い合わせをしても返答は返ってこなかったため、原因究明はできていません。(知っている人がいたら教えてください!)

##参考
Firebase収集の上限と設定
パラメータの数値、文字の計測画面
パラメータ設定
ユーザープロパティ設定

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