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FPGAボード SOY2 で Lチカ ー その3(動作確認)

Last updated at Posted at 2021-05-30

概要

「その2」 からの続きです。
Xilinx Vivado で作成した、binファイル を mcsファイルへ変換、SOY2に書き込み、動作確認しました。
SOY2 は、SiTCPライブラリ (FPGA 用TCPライブラリ)を使用しているので、Ethernet を経由して書き込めて便利です。

SOY2_LED.gif

bitファイル → mcsファイル変換

ユーザーガイド(ダウンロードページより入手)に GUI を使用した説明がありますが、
Vivado の Tcl Console からコマンドを実行したほうが簡単な気がします。

write_cfgmem  -format mcs -size 8 -interface SPIx1 -loadbit {up 0x00400000 "soy2/soy2.runs/impl_1/SOY2.bit" } -checksum -force -file "soy2/soy2.runs/impl_1/SOY2.mcs"

ファイルのpathは、環境に合わせて変更し、Tcl Console で実行します。
SOY2.mcs ファイルに変換できます。

tcl_console.png

書き込み

SiTCP Utility(SiTCP関連ダウンロードページから入手) を使用して書き込みます。

SOY2 のデフォルトの IPアドレスは、192.168.10.16 です。
複数アドレスを割り当てられるので、エイリアス指定が便利です。以下では、192.168.10.100 を一時的に割り当てています。

sudo ifconfig en4 alias 192.168.10.100 255.255.255.0

SOY2 を、Ethernet ケーブルで接続します。
(ハブを介して接続しましたが、USB Ethernet アダプタなど使用して、直結でも大丈夫です)

SiTCP Utility を起動し、[読み込み]をクリックすることで、接続確認しました。

check.png

ユーザーズガイドに従い、書き込みます。

tcp_tab.png
  1. ディップスイッチ(SW2)の 4番をON(Loaderモード)にして SOY2 の電源を投入。
  2. SiTCP Utility データ(TCP) タブをクリック
  3. 送信設定で、送信元に mcs ファイルを指定
  4. 受信ダイアログを開き、[受信開始]をクリック
  5. 送信ダイアログを開き、[送信開始]をクリック
  6. 受信ダイアログ [受信停止]をクリック

以上、で書き込み終了。

動作確認

ディップスイッチ(SW2)の 4番をOFF(User モード)にして SOY2 の電源を再度投入。
ディップスイッチ 2番をONにすることで、LEDが点滅することが確認できました。

SOY2_LED.gif

サンプルソースを少し変更したものをインプリして、簡単な動作確認ができました。
今後は、SiTCPライブラリ を使ったデータ転送など試してみたいです。

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