はじめに

「社内でLT会を始めてみたいけれど、続けられるだろうか？」
「皆忙しい中で、時間を割いてもらえるだろうか？」

社内で技術共有の場を作りたいと思いつつも、このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。本記事では、株式会社ダイアログが実践している「小さく始めて、無理なく続ける」LT会の運営方法をご紹介します。

設計の基本方針：小さく、カジュアルに

私たちが最も重視したのは、「継続できる形」を作ることです。具体的には、以下のポイントに注力しました。

持ち回りで発表をしていくにあたり、発表内容は
「技術」と「仕事」に関わることならなんでもOK!! としました。

個人的に学んでいる内容の発表や、カスタマイズ案件で遭遇した問題の対処法など

15:30 
 開始
 発表①（10分）
 質疑応答（5分）
    
15:45
 発表②（10分）
 質疑応答（5分）
16:00 終了

運営自体も「小さく」始めることで、継続的な実施が可能になります。進行役の負担が少ないのもメリットです。

このカジュアルなLT会は、より大きな技術共有の取り組みへの「入り口」としても機能します。

勉強会を企画すると、つい多くの準備や作り込みをしたくなります。しかし、まずは「続けられる形」で始めることが重要です。私たちの例では、

これらの小さな工夫が、継続的な技術共有の文化づくりにつながっています。まずは小さく始めて、チームの状況に合わせて少しずつ改善していく。このアプローチで、あなたのチームに合った技術共有の場を作ってみませんか？

※本記事は、実際の運営経験に基づいて執筆しました。各組織の状況に合わせて、適宜アレンジしていただければ幸いです。