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Googleフォームの回答内容をLINEで通知する

Last updated at Posted at 2020-02-01

GASのUIなどが変更されているので、こちらの記事にまとめています。
https://tech.minagu.work/archives/21

目的

Goolgeフォームの内容をLINEへ通知する。
Slackへ通知する方法→https://qiita.com/guchimina/items/a19860298e270060a678

使用するもの

  • GoogleAppsScript(GAS)
  • LINENotify

実装

紹介する順番は、

  1. 通知を送るLINEグループの作成
  2. LINENotifyの設定
  3. Googleフォームの作成
  4. GASの設定

LINEグループ

普通にLINEアプリからグループを作成

LINENotify

1.LINENotifyにアクセスして、右上の「ログイン」からLINEにログイン
https://notify-bot.line.me/ja/
image.png

2.右上の名前のところをクリックして、マイページを選択
image.png

3.ページの下部にある「トークンを発行する」をクリック

4.通知の際に表示されるトークン名とトークルーム(グループ)を選択
image.png

5.発行されたトークンをコピーしておく(後で使う)
※アクセストークンを発行すると、マイページの連携中サービスに表示される
image.png

6.グループに「LINE Notify」を追加する
iOS の画像 (2).png

Googleフォームの作成

説明は面倒なので割愛。今回はこのフォームを使用する
image.png

回答のところからスプレッドシートを作成しておく
image.png

GAS

1.メニューバーのツール→スプリクトエディタをクリック
image.png

2.GASが開くので左上の「無題のプロジェクト」をクリックしてファイル名を適当に入力
image.png

3.デフォルトで記述されているコードを全消しして以下のコードをコピペして保存(自動保存されないので注意)

googletoline1.js
//spreadsheetからデータを取得
function GoogleFormToLine(){
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet(); //sheetの指定
  var row = sheet.getLastRow(); //行数
  var column = sheet.getLastColumn(); //列数
  var range = sheet.getDataRange(); //sheetから範囲指定するための準備
  var message = "";
  for(var i=1;i<=column;i++){
    var item = range.getCell(1, i).getValue(); //1行目
    var value = range.getCell(row, i).getValue(); //最終行
    message += "\n"+item+"\n"+value; 
  }
  SendToLine(message);
}

//LINEに通知
function SendToLine(message){
  //ファイル→プロジェクトのプロパティ→スプリクトのプロパティからLINE_TOKENを設定しておく
  var token = PropertiesService.getScriptProperties().getProperty('LINE_TOKEN');
  var op =
    {
      "method" : "post",
      "Content-Type" : "application/x-www-form-urlencoded",
      "payload": "message=" + message,
      "headers":{"Authorization" : "Bearer " + token}
    };
  var res = UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify",op);
  Logger.log(JSON.parse(res.getContentText())); //Response
}

4.左上のファイル→プロジェクトのプロパティ→スプリクトのプロパティを選択
image.png

5.行を追加をクリックして、プロパティにはLINE_TOKEN、値にはLINENotifyで取得したトークンを入力して保存
image.png

6.メニューバーの編集→現在のプロジェクトのトリガーをクリック
image.png

7.「トリガーを追加する」をクリックし、以下のように設定する

  • 実行する関数を選択:GoogleFormToline
  • 実行するデプロイを選択:Head
  • イベントのソースを選択:スプレッドシートから
  • イベントの種類を選択:フォーム送信時
  • エラー通知設定:お好きにどうぞ
    image.png

8.Googleへのログイン画面が出た場合は、ログインして「安全なページに戻る」ではなく、左の詳細をクリックし、「安全でないページに移動」をクリック
image.png

9。Googleアカウントへのアクセスをリクエストされたら許可する

動作確認

ためしに以下の内容でフォームを送ってみる
image.png

ちゃんと動きますね
lineimage.jpg

改良版

8行目から以下のように変更すると、タイムスタンプのところが見やすくなる
タイムスタンプについて詳しく→https://qiita.com/madebyjun/items/563ff0b387fcc58602be

googletoline2.js
for(var i=1;i<=column;i++){
  var item = range.getCell(1, i).getValue(); //1行目
  var value = range.getCell(row, i).getValue(); //最終行
  if(item == "タイムスタンプ"){
    value = Utilities.formatDate(value,"JST","yy/MM/dd(E) HH:mm:ss");
  }
  message += "\n"+item+"\n"+value; 
}

iOS の画像 (4).jpg

改善点

itemvalueの部分をうまく制御すれば、通知する内容はもっと見やすくなるかも。

さらに改良したい場合は公式のドキュメント読んでください。

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