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【午前7割・午後6割】深追いせずに「合格点」を勝ち取るコスパ重視の応用情報対策

Last updated at Posted at 2026-01-25

はじめに

「応用情報は範囲が広すぎて,どこから手をつけていいか分からない」
「合格体験記を読むと,みんな数ヶ月前から猛勉強していて自分には無理そうだ」

そう思っている方にこそ,この記事を読んでほしいです.
昨年10月に受験した応用情報技術者試験(AP)に合格しましたが,正直なところ「めっちゃ勉強した」という感覚はありません.むしろ,効率とコスパを重視して,合格ラインを最低限超えることだけを考えて動いていました.

AP.png

結果は午前72.50点・午後61.00点
余裕たっぷりの合格ではありませんが,証書は同じ「合格」です.

本記事では,私が実践した「最小限の努力で合格をもぎ取るための,割り切り勉強法」を公開します.

応用情報は2026年度よりCBT化,また,2027年度以降は,試験制度自体の抜本的な見直しや,応用情報という区分そのものが無くなる(再編される)可能性も浮上していますが,せっかく受験したので記事として残すことにしました.


受験時のスペック

  • 情報系の学部3年生
  • 基本情報技術者試験(FE)は学部2年で取得済み
  • 完璧主義ではない.効率重視

1.【午前対策】「過去問道場」10回分×4周(2ヶ月前〜)

午前試験は「暗記」と「慣れ」の世界です.新しい知識をイチから参考書で学ぶのは時間がもったいないので,最初から問題演習に入りました.

活用ツール

  • 応用情報技術者試験過去問道場

具体的な進め方

  1. 範囲の絞り込み
    直近2回分は本番で出題され他ことがないため,除外しました.その代わり,「直近3回前〜12回前」の計10回分をターゲットに設定します.

  2. とにかく4周する

  • 1周目: 全く解けないのが当たり前.解説を読みながら「ふーん」程度に流す
  • 2周目: 覚えている問題が増えてくる.計算問題はこの段階で解き方を理解する
  • 3〜4周目: 瞬発力で解けるレベルまで持っていく.正答率8割〜9割を目指す

隙間時間にスマホでポチポチ進めるだけで,2ヶ月あれば十分にこの回転数は確保できます.本番で「これ,道場で見たやつだ!」という状態をどれだけ作れるかが勝負です.


2.【午後対策】「重点対策」で5年分を解き切る(1ヶ月前〜)

午後試験は「国語の問題」と揶揄されることもありますが,対策なしでは時間切れになります.私は「深入りしない」という方針のもと,以下の戦略を取りました.

活用ツール

  • 『応用情報技術者 午後問題の重点対策』(アイテック)

具体的な進め方

選択分野の固定
当日迷う時間は無駄です.私は以下の5分野に絞り,それ以外は一切勉強しませんでした.

  • 情報セキュリティ(必須)
  • 組込みシステム開発
  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント
  • システム監査
    いわゆる「文系・管理系」に近い科目を多めに選択しました.これらの科目は専門知識が突き詰められていなくても,問題文の中に答えが隠れていることが多いため,コスパ良く得点できます.

5年分の過去問を「写経」する
まずは時間を計らずに解き,その後すぐに解説を読み込みます.午後試験には特有の「記述の作法」があります.問題文のどのフレーズが解答のヒントになっているのか,その「リンク」を見つける訓練だけを5年分繰り返しました.


3.「頑張った感」を出さないための割り切りポイント

今回の合格の鍵は,以下の3つを「やらなかった」ことにあります.

① 分厚い参考書を読破しない

知識のインプットは,過去問で間違えた時にGoogle検索するか,道場の解説を読むだけで十分です.参考書の1ページ目から読み始めて挫折するくらいなら,1問でも多く過去問を解くべきです.

② 100点を目指さない

午前7割,午後6割という結果は,裏を返せば「3〜4割の問題は捨ててもいい」ということです.難解な計算問題や,見たこともない最新用語に固執して時間を溶かすのは得策ではありません.

③ 全範囲を網羅しない

午後試験は,自分が選んだ分野以外は「存在しないもの」として扱いました.私の場合データベースは苦手だったので全くを対策していません.選択と集中こそが,短期間での合格を可能にします.


まとめ:合格に必要な最小限のセット

今回の学習内容をまとめると以下の通りです.

試験区分 開始時期 教材 学習量
午前 2ヶ月前 過去問道場 10回分 × 4周
午後 1ヶ月前 重点対策 選択5分野 × 5年分

このスケジュールと分量なら,学業や仕事と並行しながらでも十分に完結できます.

「自分は中途半端にしか勉強できていない」と感じている方,安心してください.その「中途半端」こそが,合格への最短距離である可能性があります.満点を目指す学問ではなく,60点を超えるためのゲームだと割り切って,まずは過去問道場のボタンをポチッと押すところから始めてみてください.


おわりに

応用情報は,ITエンジニアとしての基礎体力を証明する素晴らしい資格です.効率よくパスして,余った時間を自分の好きな開発や研究,あるいは将来のキャリアに向けた活動に充てていきましょう!

また,基本情報の記事も書いてますので良かったら見てください.

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