概要
タイトルの通り、Google Domains と Firebase Hosting の連携方法ですが、すでにいろんな方が実践していてすごく参考になりました。
- .appドメインはFirebase hostingとの相性が抜群 - @fromkk
- Firebase Hosting + Google Domainsで独自ドメインを設定する方法
- Firebase Hostingに Google Domains でサブドメインを設定する
問題
ただ問題が、www
付きの登録が上手くいかなかったり、そもそも連携が上手くいかずずっと設定が必要です
となって1日ぐらいたってもなかなか反映されなかったりと、よく分からない状況が起きました^^;
ちなみにFirebaseプロジェクトの名前は、取ったドメインに合わせています。
また、この状況に起きる前提として上記の参考記事を真似たものの反映されない問題に遭遇したため、見た目もそうですがちょっと古い参考記事になってると感じました。
そもそもGoogle DomainsもFirebaseも定期的にアップデートしているので、そうなってもおかしくないわけです。
目的
そんな今回は、この問題を解消する&2020版最新のGoogle Domains と Firebase Hosting の連携方法をまとめます。
連携
まず先に、Firebase Hostingの対応を済ませておきましょう。
Firebase Hosting
firebase use --add
、firebase init
、firebase deploy
を済ませると以下のようになります。
Firebase Hostingの済ませ方は、公式ドキュメントをなぞっていけばあらかた対応が完了します。
Google Domains
次に、ドメイン周りの対応で上記の参考記事の通りにGoogle Domainsでドメインの購入を済ませちゃいましょう。
ちなみに今回は、.app
ドメインを購入した内容となっております。
次にやることとして一度Firebaseコンソールに戻り、カスタムドメインの追加を対応していきます。
追加した際にできたIPアドレスをGoogle Domainsの管理画面に戻り、IPアドレスをAタイプで追加していきます。
またFirebaseコンソールに戻り、カスタムドメインを追加のポップアップで次へをクリックすると登録が完了し、自動でwww
の追加をオススメされます。
そのまま追加をクリックしてwww
対応を進めていきます。
ここでできた値をまたGoogle Domainsの管理画面に移り、TXTタイプの対応を進めます。
ポイント
ここからが最初のハマったときの対応&上記の参考記事に無い対応情報になります。
普通に登録すると次のようにAタイプは先に反映待ち状態に上手く変わってくれるものの、www
のTXTタイプの対応がまた反映してくれない状態になります。
ポイントは、次のような設定でした。
名前とデータを次のように設定し、1,2時間ほど待っていると接続されています
状態にようやく変わってくれました笑汗
参考にしたのは海外のHugo, Firebase Hosting and CircleCIって記事になりますー!
まとめ
これでようやく無料でSSL/HTTPS対応&無料でWebの公開対応ができる環境が整いました!🙌
現在、.app
のドメインは¥1,600(税別)という価格で消費税を含めると¥1,760というお手頃価格です!
個人開発でアプリを作ろうと思い、アプリ名とドメインが決まったので上記の対応を行いました。
これからGoogle Domains と Firebase Hosting を使って開発しようと考えている方に参考になればなと思います!