2023年5月にAWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイト試験を英語で受験してなんとか合格することができたので、どのように勉強したのかを紹介します。
AWS SAAとは
AWS SAAはAWS認定資格1の一つで、取得するとAWSに関する幅広い知識を持っていることを客観的に示すことができる認定資格です。
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトは、幅広い AWS のサービスにわたる AWS テクノロジーに関する知識とスキルを示します。この認定の焦点は、コストとパフォーマンスが最適化されたソリューションの設計にあり、AWS Well-Architected フレームワークに関する深い理解を示します。この認定は、認定された個人のキャリアプロファイルと収益を向上させ、利害関係者やお客様とのやり取りにおける信頼性と自信を高めます。
この試験では、コーディングの深い実務経験は必要ありませんが、基本的なプログラミングの概念に精通していると有利です。
認定を取得するためには、試験を受験し合格する必要があります。
試験の詳細は以下で確認することができます。
自分について
- AWSで何かを構築した経験はなし。(EC2にSSHして作業する程度)
- AWS CLFは持ってる2
- 英語に対するアレルギーはなし(TOEICは800点)
英語受験と日本語受験の違い
英語で認定試験を受験したい場合は、申し込みの流れで受験する言語を選ぶところがあるのでそこで英語を選択すれば英語で受験できます。
英語が母国語じゃない場合は試験の申し込み前に申請すれば30分の受験時間の延長ができますので、活用するのをおすすめします。(私は英文を読むのがそこまで早くないのでこれがなかったら間に合いませんでした。)
問題に関しては、出題される問題の難易度は当然ですが変わりません。ただ問題文やメール、スコアレポートが英語になるだけです。
勉強方法
特にSAAは人気な資格なので、Qiitaやその他のブログなどで沢山、体験談や勉強方法が紹介されていると思いますが、英語で受験する場合でも基本的な勉強方法はほとんど同じです。
ただ、模擬試験を解くときは英語に慣れるために英語の模擬試験を解くのを強くおすすめします。
以下に私がしていた勉強方法を紹介します。
STEP⓪ 公式のサンプル問題で雰囲気をつかむ
サンプル問題は、どうゆう問題が出題されるのかというイメージをつけるいみでも一番最初に取り敢えずやることをオススメします。
STEP① 参考書とUdemyの講座で基礎を固める
まず書籍とUdemyの講座で試験範囲のAWSの各サービスの概要など、基礎を固める作業をしました。
使った書籍は↓です。文量も多くなくシンプルにまとめられているため各サービスの概要を理解するのには最適だと思いました。ただ、内容が軽い分これ一冊だけで試験に臨むのは少し無謀な気がします。
受講したUdemyの講座は↓です。ハンズオンを含めた40時間以上のボリューミーなコースなので、SAAの試験範囲は一通り網羅することができます。ハンズオンを真面目にやるとかなり時間がかかるので、時間に余裕がないひとは1.5倍速などで一通り受講して後述する模擬試験のステップに移っても良いかもしれません。とはいえ実際に手を動かした方が圧倒的に理解が深まるため時間が許す場合はハンズオンもしっかりやった方が良いのは間違いありません。
さらに、3回分の模擬テスト(日本語)が付属していますので、日本語で受験する場合はもはやこのコースだけ受講すれば受かるのでは?と思うレベルで充実したコースとなっています。(英語受験の人は次のステップでひたすら模擬試験を解くのでここでは模擬試験は解かなくても良いと思います。余裕があれば一回解いても良いかも...)
STEP② ひたすら過去問演習
STEP①で基礎を固めたら、ひたすら模擬テストを解いて試験対策をしていきます。
Udemyの以下の講座を購入すると6回分の模擬テスト(英語)を受けることができます。
この模擬テストをやり込むのが重要で、8.5割以上(あわよくば9割以上)取れるようになるまで模擬試験を回します。そして、当然間違った問題は解説を読みましょう。解説も英語なのでちょっと辛いかもしれませんが、解説を読んで理解しないと本番で類似問題が出た時に対応できないかもしれませんから..
8.5割以上取れるようになった頃にはいくらか自信がついているはずです。(ちなみに私は4周しました)
まとめ
英語受験をしたからといって変わりはなく、ただちょっと凄そう感がでるだけですが、英語の勉強も一緒にできるのでやる価値はあると思います。(最悪話のネタくらいにはなる)
これからSAAの受験を考えているひとは、ぜひ英語での受験も検討してみてはどうでしょうか
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AWS認定には他にもいくつか種類があり、SAAはアソシエイトレベルとなります。AWS 認定について ↩