はじめに
2023年2月にAWSクラウドプラクティショナー(CLF)を英語で受験して合格することができたので、受験に至るまでの経緯と、どのように勉強をしたのかをまとめました。
AWSクラウドプラクティショナー(CLF)を受験したモチベーション
(この記事を執筆した時点からみて)去年の10月に担当する案件が変わり、↓のような出来事がありました。
先輩: 「IAMのアカウント申請しといたからアカウントが払い出されたらコンソールにログインできるか確認して」
私: 「(アイアム....????この人はなんのことを言っているんだろうか...とりあえず返事をしておこう)はい!」
~~~~~ 数分後 ~~~~~
私: 「(さっき言ってたアイアムってなんことだったんだろう調べてみよ)」
私: 「...」
私: 「AWSのサービスのことだったのか!!」
私: 「(このままじゃまずい)」
この出来事を通して自分が直接AWSでのインフラ構築をする機会はなくとも、流石にAWSの主要なサービスくらいは知っておかないと"お話しにならない"ということを痛感したためAWSについて勉強することを決意しました。
私の職場ではAWS認定資格の取得を推奨していることもあり、どうせ勉強するなら客観的に結果が目にみえるAWS認定を受験しようと考えました。
社内ではAWSソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)の取得が主に推奨されていたため、初めはSAAについて調べていましたが、それよりも基礎的な内容が問われるAWSクラウドプラクティショナー(CLF)という試験があることを知り、まずはCLFから受験しようと決めました。
英語受験を選択したきっかけ
CLFの受験を決意してから数日後にQiitaで次の記事を読んだのがきっかけです。
それに加えてCLFは数あるAWS認定試験の中で一番難易度が易しいのでチャレンジするハードルが低かったのも一つの要因でした。
当時のスペック
参考までに当時の私のスペックを載せておきます。
- 実務経歴
- アプリケーション開発経験が約2年
- AWS関連の知識はなし
- 保有資格
- FE/AP
- DB
- LPIC-001
- 認定スクラムデベロッパー
- 英語力
- 留学経験なし
- 海外出張経験なし
- TOEICは800点
勉強方法
試験勉強は主にUdemyを中心に行いました。後で紹介する本やWebの問題集は補助的な役割として使っていました。
勉強した期間は大体2ヶ月くらいだったと思います(平日も休日も1時間程度)。
具体的にどのような教材を使ったのかを紹介します。
Udemy
まずAWSの全体像を薄く理解したかったので、以下の講座を受講しました。
ハンズオン形式でAWSの主要なサービスの解説をしてくれるため、実際の使用方法をイメージしながら知識をインプットすることができます。
受験までに余裕がない場合や資格の取得に重きを置く場合はハンズオンは実施せずに2倍速で聞き流すだけでも良いかもsれません。
また、講座には日本語の模擬試験が2回分ついているので後で紹介する英語の模擬試験集に取り掛かる前の肩慣らしとして、そもそもどのような問題が問われるのかを確認することができます。
日本語で全体像が理解できたらあとはひたすら英語の模擬試験をといていきます。
以下の講座は6回分の英語の模擬試験が収録されているので、これらのすべての試験で80%以上取れるようになるまでひたすらやりこみましょう。(大体3周くらい)
書籍
書籍は参考書として↓を購入しましたが、正直Udemyでの学習だけで事足りるので、動画講座より本が好きな人やUdemyだけだと不安な人のみ買ってみてください
Web問題集
先ほど紹介したUdemyの模擬試験はすべての問題を解き終わってからしか解答を確認できないので、ある程度まとまった時間を確保して取り組まないといけないので、隙間時間にやるのは難しいというデメリットがあります。
以下のサイトは1問ずつ解答を確認できるので通勤時などの微妙な時間に気軽にやることができますので、活用してみてください。(問題は日本語ですが)
受験してみて(感想)
実際に受験してみた感想としては「英語受験でも案外いける」です。
問題の難易度的には「Udemyの模擬試験>=本番>>web問題集」でした。
なので私が紹介した方法で学習を進めれば無理なく合格可能だと思います。
日本語受験よりは時間よりは勉強する時間が多くかかると思いますが、英語学習も一緒にできるので一石二鳥なので、是非チャレンジしてみてください。
また試験学習を通して、AWSの基本的なサービスについて知識をつけることができましたので、「AWSの勉強をしたいが何からすれば良いのかわからない」という方は日本語受験でも良いので是非CLFの受験を検討してみるのも良いアプローチかもしれません。