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AIコードレビューサービスCodeRabbitを使った経験をシェアしよう! by CodeRabbit - Qiita Advent Calendar 2025 - Qiita、1日目の投稿です。

2025年になって、AI駆動開発(特にClaude Codeの登場以後)に影響を受けて、個人的な開発スタイルが大きく変化したので、そのあたりをメモしておきます。

PRベースの開発

個人開発が多いので、これまではブランチは切りつつも、ローカルでmainにマージしてプッシュするような開発が続いていました。ですが、最近ではブランチを切って、PR作成して、コードレビューをした上でmainにマージするスタイルへ変わっています。

理由としては、以下が挙げられます。

  1. コーディングエージェントが割とコードを壊すことがある
  2. CodeRabbitのコードレビューがPRベースで行われる

Claude Codeやcodexをよく使っているのですが、調子よく進んでいたのに突然コードベースを破壊するような修正を行うことがあります(今日も一度やられました…)。そういう場合、ブランチごとすべて削除して、もう一度やり直すことが多いです。一応PRを作った上で、レビューするのですが、テスト(E2E)でまったく駄目になったり、ビルドがそもそも通らなくなったりするので、そういう時には小手先の修正はせずに、一旦破棄します。

CodeRabbitのローカルコードレビュー(VS Code機能拡張やCLI)は、個人的にはあまり使っていません…。PRベースのほうがコンテキストが多いので、レビューの質は高いと思います。コードレビューの結果は、不要なものはコメントに今後無視するように書いたり、Resolve Conversationします。そのうえで、CodeRabbitのPRレビューを自動反映するコマンドを作りました #ShellScript - Qiitaの方法を使ってコードレビュー結果を自動反映しています。

リポジトリを個人のものに統合

以前はプロダクトごとにオーガニゼーションを分けていたのですが、最近は個人のGitHubアカウントにすべてのリポジトリを集約しています。これは、CodeRabbitの課金体系がオーガニゼーションのアカウント単位なので、個人アカウントに寄せたほうが、課金アカウント1つで済むからです。

オープンソースのプロジェクトの場合、CodeRabbitを無料で使えるのですが、ダッシュボード機能がなかったり、レートリミットが課金版よりも厳しかったりするので、個人アカウントに集約したほうが便利です。

VS Codeがコードビューワーに

Claude Code登場以後、ターミナルで開発指示して、VS Codeでコードの閲覧と修正を行うスタイルになっています。Dev Containerも、npmベースのものを使っています。一応、常時VS Codeを起動はしているのですが、ほぼコードビューワーです。

CodeRabbitのレポート

CodeRabbitのウィークリーレポートを設定して、Slackに流しています。個人開発のものがほとんどなので、内容は自分が把握しているのですが…振り返りとしては便利です。

先日まで作っていたBug Sniperというゲームのレポートはこんな感じです。

BugSniper

スプリント サマリー
このスプリントでは、Bug Sniperゲームの全体的な開発が完了しました。基本的なセットアップから始まり、多言語対応、ゲームロジック実装、データベース統合、AIフィードバック機能、そしてソーシャルメディア共有機能に至るまで、すべてのコア機能が実装されました。プロジェクトはMVP段階から本格的な機能を備えたゲームアプリケーションへと進化し、ユーザーエンゲージメントとコンテンツ共有の仕組みが完全に整備されました。

完了したタスク
• 基本的なセットアップと開発環境の構成(ESLint、Prettier、TypeScript設定)
• 日本語と英語の多言語サポート実装と言語自動検出機能
• 8つのJavaScript問題の作成と3段階の難易度レベルシステム
• ゲームロジックの実装(ランダム問題選択、レベル進行、コンボシステム、60秒タイマー)
• アイコンベースの言語セレクタの実装
• D1データベーススキーマ作成とスコア保存機能
• ゲーム終了時の自動スコア保存とプレイヤー名登録
• 動的ページタイトル表示とサーバーサイドレンダリング
• トップ50スコアの表示とコード言語別フィルタリング機能を備えたランキングページ
• Gemini APIを使用したAIフィードバック生成と保存
• OGP画像生成とR2バケットへのアップロード
• X(Twitter)への結果共有機能と動的ツイート生成
• ゲーム中の正解時に問題の詳細情報(タイプ、重大度、スコア、説明)を表示

進行中のタスク
該当するタスクはありません。

ブロッカー
該当するブロッカーはありません。

CodeRabbitのレポート

最近、ダッシュボード画面がバージョンアップしました。グラフの種類が増えています。

FireShot Capture 002 - CodeRabbit - [app.coderabbit.ai].png

Review Comments by Severityについては、主にClaude Codeやcodexといった生成AI系コードの作ったものに関するレビュー結果です。クリティカルなものが23.6%程度あるようです。

FireShot Capture 003 - CodeRabbit - [app.coderabbit.ai].png

レビューからマージにかかる時間は軽減しています。これはAIエージェントのコードの質が上がっているのもありますし、SpecKitのようなSSDに慣れてきたのもあると思います。ただ、SpecKitの編集ファイル数、割と多い気がするんですけどね…。

FireShot Capture 004 - CodeRabbit - [app.coderabbit.ai].png

まとめ

Claude Codeなどは便利で、もはや手放せないのですが、100%信用できる訳ではないのが実情です。そこでCodeRabbitを使って第三者の目を入れつつ、コードの品質を挙げています。

2024年の年末にはこんな開発スタイルになっているとは予想もしていなかったので、2026年もどうなるか楽しみです。

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