PRを作成した際に、CIを使ってビルドしたり、テストをしたりするリポジトリは多いかと思います。ローカルのテストは通っているのに、CIではエラーが出ると言ったケースも多いでしょう。
そうした時に使ってみてほしいのがCodeRabbitの Fix CI failures です。CIのエラーを検知し、クリックひとつで修正できます。
Fix CI failures | CodeRabbit Documentation
実際の表示
CI(GitHub ActionsやCircleCIなど)でエラーがあると、CodeRabbitのコメント欄に Fix failing CI checks という項目が追加されます。これは Finishing Touches の中にあるので注意してください。
そして、チェックボックスが2つあります。必要に応じて使い分けてください。
- Create stacked PR(新しいStack PRを作成する)
- Commit on current branch(追加でコミットする)
クリックすれば、クラウド側でコードを修正して追加でStack PRの作成、またはコミットを行います。
これだけでCIに起因するエラーを修正できます。
コメントで実行する場合
チェックボックスではなく、コメントで発火もできます。
// Stack PRの追加
@coderabbitai fix-ci
// 追加のコミット
@coderabbitai fix-ci commit
動作について
Fix CI は以下のように動作します。
- 発火
Fix CIの発火はチェックボックスをクリックした際か、コメントを受け取ったタイミングになります。 - 調査
コードをサンドボックスにクローンし、失敗した処理に関するコンテキストを収集します。 - 修正
テスト対象のファイルに重点を置いて修正します。CIおよびビルド構成、ロックファイルなどは修正対象外です。 - デリバリー
修正内容をStack PR、または追加コミットでプッシュ
対応プラットフォームについて
執筆時点(2026年8月10日)ではGitHub(クラウド、エンタープライズ)のみとなっています。近く、他のプラットフォームにも対応していきます。
プランについて
Pro+(月額60ドル)以上のプラン向けになります。
必要な権限について
処理結果の対応は、権限によって異なります。
- Stack PR:
ブランチとPRの作成権限が必要 - 追加コミット:
PRブランチへの書き込み権限が必要
機能を無効化する
Fix CI を無効にする場合には、ダッシュボードまたは .coderabbit.yaml で制御できます。
reviews:
finishing_touches:
fix_ci:
enabled: false # 無効化
まとめ
Fix CI を使えば、CIの失敗原因を調査してコード修正まで行う流れを自動化できます。クリックひとつで実行できるので、ぜひお試しください。
詳細はFix CI failures | CodeRabbit Documentationをご覧ください。
