CodeRabbitはAIコードレビューサービスです。GitHubやGitLabと連携して、プルリクエスト(PR)に対して自動的にレビューを実行します。
設定はダッシュボードでも可能ですが、各リポジトリに対して .coderabbit.yml ファイルを配置して設定も可能です。設定はConfiguration reference - CodeRabbitにある通りですが、英語なので分かりづらいかも知れません。
そこで、2026年04月現在可能な設定項目について、日本語でまとめておきます。設定の参考にしてください。
設定できる内容について
設定できる項目はこちらのJSONスキーマでも確認できます。 definitions.schema.properties 以下がYAMLのキーになります。
language
文字列で指定します。ISOコード形式で指定します。日本語の場合は ja または ja-JP としてください。デフォルトは en-US です。
tone_instructions
レビューのトーンを指定します(最大250文字)。デフォルトは空文字です。たとえば 必ずダースベーダー調の話し方にしてください。 などと指定します。
early_access
早期アクセス機能を有効にする場合、 true を指定します。デフォルトは false です。
enable_free_tier
無課金ユーザーに対して、無料プランの機能を有効にする場合に true を指定します。デフォルトは true です。
inheritance
親設定から値を継承するかどうか設定します。継承は各レベルで有効化されている場合のみ上位に伝播します。デフォルトは false です。
reviews
レビューキー以下はさらにオブジェクトです。
profile
レビュー用のプロフィールを設定設定します。 chill または assertive のいずれかを指定します。デフォルトは chill です。 chill はリラックスしたトーンで、 assertive はよりアグレッシブに満ちたトーンでレビューを行います。
request_changes_workflow
CodeRabbitのコメントが解決したらレビューを承認するかどうか設定します。デフォルトは false です。
high_level_summary
PRの中に、変更に関する高レベルの要約を入れるかどうか設定します。デフォルトは true です。
high_level_summary_instructions
高レベルの要約の内容やフォーマットをカスタマイズするための指示を設定します。デフォルトは空文字です。たとえば 箇条書きで簡潔なリリースノートを作成し、その後に各コントリビュータの追加行数と削除行数を示すMarkdownテーブルを続けてください。 などと指定します。 high_level_summary_in_walkthrough を使うと、要約をPR説明ではなくウォークスルーに配置できます。
high_level_summary_placeholder
PRの中で、高レベルの要約に置き換わる部分を指定します。デフォルトは @coderabbitai summary です。
high_level_summary_in_walkthrough
高レベルの要約をウォークスルーに含めるかどうか設定します。デフォルトは false です。
auto_title_placeholder
PRのタイトルに指定したキーワードを追加すると、タイトルが自動生成されます。デフォルトは @coderabbitai です。
auto_title_instructions
タイトルを自動生成するための指示を設定します。デフォルトはありません。
review_status
各レビューに、レビューの詳細をポストします。さらに特定のケースにおいてレビューがスキップされた場合、レビューのステータスをポストします。デフォルトは true です。
review_details
レビューの詳細情報(無視されたファイル、追加で使用されたコンテキスト、抑制されたコメントなど)をポストするかどうか設定します。デフォルトは false です。
commit_status
レビュー中の時にはコミットステータスを pending に、レビューが完了したら success に設定します。デフォルトは true です。
fail_commit_status
レビューが失敗、またはできない場合にはコミットステータスを failure に設定します。デフォルトは false です。
collapse_walkthrough
ウォークスルーをMarkdownの折りたたみセクションでラップするかどうか設定します。デフォルトは true です。
changed_files_summary
変更されたファイルの要約を生成するかどうか指定します。デフォルトは true です。
sequence_diagrams
ウォークスルーにシーケンス図を含めるかどうか設定します。デフォルトは true です。
estimate_code_review_effort
ウォークスルーにコードレビュー工数の見積もりを含めるかどうか設定します。デフォルトは true です。
assess_linked_issues
変更内容がウォークスルーで指摘された課題とどれくらい対応しているかを評価するかどうか設定します。デフォルトは true です。
related_issues
ウォークスルーにて、関連する課題を表示するかどうか設定します。デフォルトは true です。
related_prs
ウォークスルーにて、関連するプルリクエストを表示するかどうか設定します。デフォルトは true です。
suggested_labels
ウォークスルーにて、ラベルを提案するかどうか設定します。デフォルトは true です。
auto_apply_labels
PRに対して、自動的にラベルを付与するかどうか設定します。デフォルトは false です。
suggested_reviewers
レビュアーの提案を行うかどうか設定します。デフォルトは true です。
auto_assign_reviewers
自動的にレビュアーを割り当てるかどうか設定します。デフォルトは false です。
suggested_reviewers_instructions
レビュアーの割り当て指示は、以下の配列になります。GitHub専用です。
reviewers
割り当てるレビュアーのリストです。各要素は以下のキーを持つオブジェクトです。
- handle
レビュアーのユーザー名またはチームスラッグ。たとえばsecurity-pdlなど。 - type
レビュアーが個人ユーザーかチーム/グループかを指定します。userまたはgroupのいずれかで、デフォルトはuserです。
instructions
3,000文字以下の文字列で、これらのレビュアーを割り当てる条件を指示します。たとえば PRにWindowsレジストリの変更が含まれる場合に割り当ててください など。
in_progress_fortune
レビュー実行中にフォーチュンメッセージを投稿するかどうか設定します。デフォルトは true です。
poem
ウォークスルーの最後にポエムを追加するかどうか設定します。デフォルトは true です。
enable_prompt_for_ai_agents
インラインレビューコメントに「Prompt for AI Agents」セクションを含めるかどうか設定します。AIエージェント向けのコード生成指示を提供します。デフォルトは true です。
labeling_instructions
ラベル指示は、以下の配列になります。
label
具体的なラベル名。たとえば bug や enhancement 、 frontend など。
instructions
3,000文字以下。たとえば Reactコンポーネントに関する変更を含む場合 など。
path_filters
文字列の配列です。ここで指定したパターンは、レビュー時にリポジトリのクローンを作成する際に利用されます。 ! で始まるパターンは除外されます。たとえば、 !docs/** と指定すると、 docs ディレクトリ以下は除外されます。逆に src/** と指定すると、 src ディレクトリ以下はレビュー対象になります。
path_instructions
パスインストラクションは、以下の配列になります。
path
ファイルパスのパターン。たとえば src/** や docs/** など。
instructions
20,000文字以下の文字列で、パスに対するレビューガイドラインを詳細に指示します。
abort_on_close
PRがクローズ・マージされた場合にレビューを中止するかどうか設定します。デフォルトは true です。
disable_cache
キャッシュの無効化について指定します。デフォルトは false です。キャッシュを無効化すると、毎回コードと依存関係をダウンロードします。
slop_detection
スパムや低品質なPRの検出に関する設定です。公開リポジトリ・GitHub限定の機能です。 slop_detection 以下は、以下のキーがあります。
enabled
slop検出を有効にするかどうか設定します。デフォルトは true です。
label
slop(低品質)と分類されたPRに付与するラベルを指定します。たとえば slop など。
auto_review
自動レビュー以下は、以下のキーがあります。
enabled
自動コードレビューを有効にします。デフォルトは true です。
description_keyword
自動レビューが無効( enabled が false )の場合に、PR説明にこのキーワードが含まれているとレビューをトリガーします。デフォルトは空文字です。
auto_incremental_review
自動インクリメンタルレビューを有効にします。デフォルトは true です。
auto_pause_after_reviewed_commits
指定した数のレビュー済みコミット後に自動レビューを一時停止します。 0 で無効になります。デフォルトは 5 です。
ignore_title_keywords
文字列の配列です。ここで指定したキーワードがあると、レビューはスキップされます。大文字小文字は区別されません。
labels
文字列の配列です。指定されたラベルがある場合のみ、自動レビューが実行されます。 ! で始まるラベルは否定マッチになります。たとえば ['bug', 'feature'] はいずれかのラベルがあるPRをレビューし、 ['!wip'] は wip ラベル以外のすべてのPRをレビューします。この設定は enabled が false の場合でもレビューをトリガーします。
drafts
ドラフトのプルリクエストに対しても自動レビューを実行するかどうか設定します。デフォルトは false です。
base_branches
文字列の配列。レビューするベースのブランチを指定します。正規表現が利用できます。
ignore_usernames
プルリクエストのレビューを行わないユーザー名を列挙します。メールアドレスではなく、Gitプラットフォームのユーザー名と完全に一致している必要があります。デフォルトは [] です。
finishing_touches
finishing_touches 以下は、以下のキーがあります。
docstrings
ドキュメンテーション文字列の生成に関する設定です。 docstrings 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
PRに対して、ドキュメンテーション文字列を生成するかどうか設定します。デフォルトはtrueです。
unit_tests
ユニットテストの生成に関する設定です。 unit_tests 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
PRに対して、ユニットテストを生成するかどうか設定します。デフォルトはtrueです。
simplify
コード簡略化に関する設定です。 simplify 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Simplify仕上げタッチを有効にするかどうか設定します。変更されたコードの再利用性、品質、効率をレビューし、改善を適用します。デフォルトはfalseです。
custom
カスタム仕上げタッチレシピの配列です。最大5件まで定義できます。 @coderabbitai run <レシピ名> で実行できます。各要素は以下のキーを持ちます。
- enabled
このカスタムレシピを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです。 - name
レシピ名です(最大100文字)。コマンドで使用されます。 - instructions
レシピが実行する内容の指示です(最大10,000文字)。
pre_merge_checks
マージ前チェックの設定です。 pre_merge_checks 以下は、以下のキーがあります。
override_requested_reviewers_only
有効にすると、リクエストされたレビュアーのみ(PRの作成者ではなく)がマージ前チェックの失敗をオーバーライド/無視できるようになります。デフォルトは false です。
docstrings
ドキュメント文字列カバレッジのチェック設定です。以下のキーがあります。
- mode
実施レベルを指定します。off、warning、errorのいずれかです。offはチェックを無効にし、warningは警告を投稿し、errorはマージ前に解決が必要になります。デフォルトはwarningです。 - threshold
チェックに合格するために必要な最低カバレッジ(%)を指定します(0〜100)。デフォルトは80です。
title
PRタイトルのチェック設定です。以下のキーがあります。
- mode
実施レベルを指定します。off、warning、errorのいずれかです。デフォルトはwarningです。 - requirements
タイトルの要件を記述します。たとえばタイトルは簡潔かつ説明的で、50文字以内が理想的です。など。デフォルトは空文字です。
description
PR説明のチェック設定です。以下のキーがあります。
- mode
実施レベルを指定します。off、warning、errorのいずれかです。デフォルトはwarningです。
issue_assessment
リンクされたIssueへの対応状況の評価設定です。以下のキーがあります。
- mode
実施レベルを指定します。off、warning、errorのいずれかです。デフォルトはwarningです。
custom_checks
カスタムマージ前チェックの配列です。最大50件まで定義できます。各要素は以下のキーを持ちます。
- mode
実施レベルを指定します。off、warning、errorのいずれかです。デフォルトはwarningです。 - name
チェックの表示名です(最大50文字)。 - instructions
合格/不合格の決定基準を記述します(最大10,000文字)。
tools
ast-grep
ast-grep 以下は、以下のキーがあります。
- rule_dirs
文字列の配列です。ルールディレクトリのリストが指定できます。 - util_dirs
文字列の配列です。ユーティリティディレクトリのリストが指定できます。 - essential_rules
ast-grepに必須のパッケージを利用するかどうか指定します。デフォルトはtrueです。 - packages
文字列の配列です。利用するパッケージのリストを指定します。
shellcheck
ShellCheckはシェルスクリプトのバグを見つける静的解析ツールです。 shellcheck 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
ShellCheckを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです。
ruff
RuffはPythonのLinter/コードフォーマッタです。 ruff 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Ruffを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです。
markdownlint
markdownlint-cli2を利用します。markdownlint-cli2は、Markdownファイル向けの静的解析ツールで、Markdown標準と一貫性を強制します。 markdownlint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
markdownlintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです。
github-checks
GitHub 統合設定をチェックします。 github-checks 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
GitHubチェックを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです。 - timeout_ms
GitHubチェックのタイムアウト時間をミリ秒単位で指定します(0以上、900000以下)。デフォルトは90000です。
languagetool
LanguageToolの利用について設定します。LanguageToolは30以上の言語に対応したスタイルと文法のチェッカーです。 languagetool 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
LanguageToolを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです - enabled_rules
文字列の配列です。LanguageToolで有効にするルールのIDを指定します - disabled_rules
文字列の配列です。LanguageToolで無効にするルールのIDを指定します - enabled_categories
文字列の配列です。LanguageToolで有効にするカテゴリのIDを指定します - disabled_categories
文字列の配列です。LanguageToolで無効にするカテゴリのIDを指定します - enabled_only
enabled_rulesとenabled_categoriesで指定されたルールとカテゴリのみを有効にします。デフォルトはfalseです - level
defaultまたはpickyのいずれかを指定します。defaultはデフォルトのルールセットを使用し、pickyは追加のルールが有効になります。デフォルトはdefaultです
biome
BiomeはWebプロジェクトのための高速なフォーマッタ、Linter、そしてアナライザです。 biome 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Biomeを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
hadolint
HadolintはDockerfileの静的解析ツールです。 hadolint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Hadolintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
swiftlint
SwiftLintはSwiftコードのスタイルと規約をチェックするツールです。 swiftlint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
SwiftLintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです - config_file
SwiftLintの設定ファイルの、リポジトリからのパスを指定します。設定ファイルの名前がデフォルトの.swiftlint.(yml|yaml)と異なる場合に指定します
phpstan
PHPStanはPHPの静的解析ツールです。 phpstan 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
PHPStanを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです - level
PHPStanのレベルを指定します。defaultかmaxまたは0から9の整数値で、デフォルトはdefaultです。レベルについてはPHPStanのドキュメントを参照してください
phpmd
PHPMDはPHPコードの潜在的な問題を検出するツールです。 phpmd 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
PHPMDを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
phpcs
PHP CodeSnifferはPHPのLinter/コーディング規約チェッカーです。 phpcs 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
PHP CodeSnifferを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
golangci-lint
GolangCI-LintはGo言語のための静的解析ツールです。 golangci-lint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
GolangCI-Lintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです - config_file
GolangCI-Lintの設定ファイルの、リポジトリからのパスを指定します。設定ファイルの名前がデフォルトの.golangci.(yml|yaml|toml|json)と異なる場合に指定します
yamllint
YAMLファイルの静的解析ツールです。 yamllint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Yamllintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
gitleaks
Betterleaksは機密情報を検出するシークレットスキャナーです(Gitleaksの改良版)。 gitleaks 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Betterleaksを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
trufflehog
TruffleHogは検証機能付きのシークレットスキャナーです。コード内のシークレットを検出し、検証できます。 trufflehog 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
TruffleHogを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
checkov
CheckovはIaCのセキュリティとコンプライアンスをチェックするツールです。 checkov 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Checkovを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
tflint
TFLintはTerraformのLinterで、潜在的なエラーの検出やベストプラクティスの強制を行います。 tflint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
TFLintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
detekt
DetektはKotlinコードの静的解析ツールです。 detekt 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Detektを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです - config_file
Detektの設定ファイルの、リポジトリからのパスを指定します
eslint
EslintはJavaScriptやTypeScriptのための静的解析ツールです。 eslint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Eslintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
rubocop
RubocopはRubyコードの静的解析ツールです。 rubocop 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Rubocopを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
flake8
Flake8はPyFlakes、pycodestyle、およびNed BatchelderのMcCabeスクリプトを統合したPython用リンターです。 flake8 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Flake8を有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
fortitudeLint
FortitudeはFortranのLinterで、コード品質やスタイルの問題をチェックします。 fortitudeLint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Fortitudeを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
buf
BufはProtocol Buffersのための静的解析ツールです。 buf 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Bufを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
regal
RegalはRegoのための静的解析ツールです。 regal 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Regalを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
actionlint
ActionlintはGitHub Actionsのための静的解析ツールです。 actionlint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Actionlintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
pmd
PMDはJavaや他の言語のための静的解析ツールです。 pmd 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
PMDを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです - config_file
PMDの設定ファイルの、リポジトリからのパスを指定します
clang
ClangはC/C++コードの静的解析とコード品質チェックを行うツールです。 clang 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Clangを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
cppcheck
CppcheckはC/C++コードの静的解析ツールです。 cppcheck 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Cppcheckを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
opengrep
OpenGrepは17以上の言語に対応した高性能な静的コード解析エンジンで、セキュリティ脆弱性やバグを検出します。Semgrep設定と互換性があります。 opengrep 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
OpenGrepを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
semgrep
Semgrepはコードの静的解析ツールです。 semgrep 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Semgrepを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです - config_file
Semgrepの設定ファイルの、リポジトリからのパスを指定します
circleci
CircleCI toolを使って、CircleCIの設定をチェックします。 circleci 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
CircleCI toolを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
clippy
ClippyはRustコードの一般的なミスを検出し改善するためのLintコレクションです。 clippy 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Clippyを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
sqlfluff
SQLFluffはSQLコードの静的解析ツールです。 sqlfluff 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
SQLFluffを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです - config_file
SQLFluffの設定ファイルの、リポジトリからのパスを指定します。設定ファイルの名前がSQLFluffのデフォルトと異なる場合に指定します
trivy
TrivyはIaCファイル(Terraform、Kubernetes、Dockerなど)のセキュリティスキャナーで、設定ミスやシークレットを検出します。 trivy 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Trivyを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
prismaLint
Prismaのための静的解析ツールです。 prismaLint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
PrismaLintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
pylint
PylintはPythonの静的コード解析ツールです。 pylint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Pylintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
oxc
OxcはRustで書かれたJavaScript/TypeScriptの静的解析ツールです。 oxc 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Oxcを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
shopifyThemeCheck
Shopifyのテーマファイルの静的解析ツールです。 shopifyThemeCheck 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
ShopifyThemeCheckを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
luacheck
Luaのための静的解析ツールです。 luacheck 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Luacheckを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
brakeman
BrakemanはRuby on Railsアプリ用のセキュリティ脆弱性を静的解析します。 brakeman 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
brakemanを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
dotenvLint
dotenv-linterは .env の静的解析ツールです。 dotenvLint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
dotenvLintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
htmlhint
HTMLHintはHTMLファイルの静的解析ツールです。 htmlhint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
HTMLHintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
stylelint
Stylelintはスタイルシート(CSS、SCSS、Sass、Less、SugarSS、Stylus)のLinterで、エラーを防ぎ規約を強制します。 stylelint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Stylelintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
checkmake
checkmakeはMakefileの静的解析ツールです。 checkmake 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
checkmakeを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
osvScanner
OSVスキャナーは脆弱性パッケージスキャン用のツールです。 osvScanner 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
osvScannerを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
blinter
BlinterはWindowsバッチファイルのLinterで、構文エラー、セキュリティ脆弱性、パフォーマンスの問題、スタイルの問題を包括的に静的解析します。 blinter 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Blinterを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
smartyLint
smarty-lintはSmarty 3テンプレートファイルのLinterで、不正なオペレーター使用、命名規約、空ブロック、引用符なし文字列などの一般的な問題をチェックします。 smartyLint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
smarty-lintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
emberTemplateLint
ember-template-lintはHandlebarsテンプレートファイルのLinterで、アクセシビリティ違反、非推奨パターン、テンプレートのアンチパターンなどの問題をチェックします。 emberTemplateLint 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
ember-template-lintを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
psscriptanalyzer
PSScriptAnalyzerはPowerShellスクリプトおよびモジュールの静的コードチェッカーです。 psscriptanalyzer 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
PSScriptAnalyzerを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
chat
chat 以下は、以下のキーがあります。
art
チャット応答でアート(ASCIIまたは絵文字)を生成するかどうか設定します。デフォルトは true です。
allow_non_org_members
組織外のメンバーがCodeRabbitとコメントチャットで対話できるかどうか設定します。 false にすると、GitHub組織リポジトリでのIssue/レビューコメントでの対話を組織メンバーに制限します。自動PRレビューの対象には影響しません。デフォルトは true です。
auto_reply
ユーザーがタグ付けしなくとも、自動返信できるか設定します。デフォルトは true です。
integrations
integrations 以下は、以下のキーがあります。
jira
Jiraとの統合時に利用する設定です。
- usage
Jiraの利用方法を指定します。autoまたはenabled、disabledのいずれかを指定します。デフォルトはautoです。autoは、公開リポジトリとの連携は無効になります。
linear
Linearとの統合時に利用する設定です。
- usage
Linearの利用方法を指定します。autoまたはenabled、disabledのいずれかを指定します。デフォルトはautoです。autoは、公開リポジトリとの連携は無効になります
knowledge_base
knowledge_base 以下は、以下のキーがあります。
opt_out
データ保持を必要とするすべてのナレッジベース機能を無効にするか設定します。デフォルトは false です。設定を true にすると、既存のナレッジベースは削除されます。
web_search
web_search 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
Web検索を有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです
code_guidelines
code_guidelines 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
コーディングガイドラインを有効にするか設定します。デフォルトは true です。 - filePatterns
filePatternsは文字列の配列です。コーディングガイドライン文書用のファイル(複数可)を指定します。CodeRabbitはこれらのファイルをスキャンし、コードレビュー時に適用します。ファイル名は大文字と小文字を区別します。次の一般的なファイルはデフォルトで含まれます(**/.cursorrules / .github/copilot-instructions.md / .github/instructions/*.instructions.md / **/CLAUDE.md / **/GEMINI.md / */.cursor/rules/ / **/.windsurfrules / */.clinerules/ / */.rules/ / **/AGENT.md / **/AGENTS.md)。
learnings
learnings 以下は、以下のキーがあります。
- scope
localまたはglobal、autoのいずれかを指定します。localはローカルリポジトリのみに学習を適用し、globalは組織全体、autoは公開リポジトリの場合はリポジトリのみ、プライベートリポジトリの場合は組織に対して学習します。デフォルトはautoです
issues
issues 以下は、以下のキーがあります。
- scope
local、global、autoのいずれかを指定します。localはリポジトリの Issue のみ、globalは組織の Issue のみ、autoは公開リポジトリにはリポジトリの Issue、非公開リポジトリには組織の Issue を使用します。デフォルトはautoです
jira
jira 以下は、以下のキーがあります。
- usage
Jira ナレッジベースの統合を有効・無効を設定します。auto、enabled、disabledのいずれかを指定します。デフォルトはautoです。autoは、公開リポジトリとの連携は無効になります - project_keys
Jiraプロジェクトのキーの配列です。Jiraナレッジベースを有効にする場合、プロジェクトキーを指定する必要があります。プロジェクトキーは、Jiraのプロジェクト設定で確認できます
linear
linear 以下は、以下のキーがあります。
- usage
Linear ナレッジベースの統合を有効・無効を設定します。auto、enabled、disabledのいずれかを指定します。デフォルトはautoです。autoは、公開リポジトリとの連携は無効になります - team_keys
Linearチームのキーの配列です。Linearナレッジベースを有効にする場合、チームキーを指定する必要があります。チームキーは、Linearのチーム設定で確認できます
pull_requests
pull_requests 以下は、以下のキーがあります。
- scope
local、global、autoのいずれかを指定します。localはリポジトリのプルリクエストのみ、globalは組織のプルリクエストのみ、autoは公開リポジトリにはリポジトリのプルリクエスト、非公開リポジトリには組織のプルリクエストを使用します。デフォルトはautoです
mcp
MCPサーバーをナレッジソースとして利用する設定です。 mcp 以下は、以下のキーがあります。
- usage
MCPの利用方法を指定します。auto、enabled、disabledのいずれかを指定します。デフォルトはautoです。autoは、公開リポジトリとの連携は無効になります - disabled_servers
文字列の配列です。無効にするMCPサーバーのラベルを指定します(大文字小文字は区別しません)。指定されたサーバーはレビューおよびナレッジベースクエリから除外されます
linked_repositories
PR時にCodeRabbitが考慮すべき関連リポジトリの配列です。クロスリポジトリの依存関係を明らかにし、関連するコードベース間の破壊的変更を検出するために使用します。最大10件まで指定できます。各要素は以下のキーを持ちます。
- repository
owner/repo形式のリポジトリ名を指定します(例:GitHub:myorg/backend-api、Azure DevOps:MyProject/backend-api、GitLab:group/subgroup/repo、Bitbucket:workspace/repo) - instructions
リポジトリの内容や、レビュー時にCodeRabbitが考慮すべき点についての説明を指定します(最大2,000文字)。たとえばREST APIエンドポイントとデータベースモデルを含んでいます。など
code_generation
code_generation 以下は、以下のキーがあります。
docstrings
docstrings 以下は、以下のキーがあります。
language
ドキュメンテーション文字列の言語を指定します。ISOコード形式で指定します。デフォルトは en-US です。
path_instructions
ドキュメンテーション文字列のパスに対する指示を指定します。path_instructions 以下は、以下のキーを持つ配列です。
- path
ファイルパスのパターン。たとえばsrc/**やdocs/**など。 - instructions
20,000文字以下の文字列で、ドキュメンテーション文字列に対するガイドラインを詳細に指示します。
unit_tests
unit_tests 以下は、以下のキーがあります。
path_instructions
path_instructions 以下は、以下のキーを持つ配列です。
- path
ファイルパスのパターン。たとえばsrc/**やtests/**など。 - instructions
20,000文字以下の文字列で、ユニットテストに対するガイドラインを詳細に指示します。
issue_enrichment
Issue充実化の設定です。 issue_enrichment 以下は、以下のキーがあります。
auto_enrich
自動Issue充実化の設定です。 auto_enrich 以下は、以下のキーがあります。
enabled
Issueを追加コンテキスト(関連コード、潜在的な解決策、複雑さの評価)で自動的に充実化するかどうか設定します。デフォルトは false です。
planning
Issueプランニングの設定です。 planning 以下は、以下のキーがあります。
enabled
Issueの実装計画を生成するかどうか設定します(早期プレビュー)。デフォルトは true です。
auto_planning
ラベルに基づく自動プランニングの設定です。 auto_planning 以下は、以下のキーがあります。
- enabled
自動プランニングを有効にするかどうか設定します。デフォルトはtrueです - labels
文字列の配列です。自動プランニングをトリガーするラベルを指定します。!で始まるラベルは否定マッチになります。たとえば['feature', 'enhancement']はいずれかのラベルがあるIssueに対してプランニングを実行し、['!wip']はwipラベル以外のすべてのIssueに対して実行します
labeling
Issueラベリングの設定です。 labeling 以下は、以下のキーがあります。
labeling_instructions
Issueラベルの提案指示は、以下の配列になります。各要素は以下のキーを持ちます。
- label
提案するラベル名。たとえばenhancementなど - instructions
ラベルの適用条件の指示です(最大3,000文字)。たとえば新機能または機能リクエストなど
auto_apply_labels
提案されたラベルをIssueに自動的に適用するかどうか設定します。ラベリング指示なしで有効にすると、類似のIssueに基づいてラベルが自動提案されます。デフォルトは false です。
Tips
.coderabbit.yml を組織で共通化したい場合もあると思います。その場合には、URLを指定して共通化した設定も読み込めます。
remote_config:
url: "https://your-config-location/.coderabbit.yaml"
設定例
coderabbitai/awesome-coderabbit: Official awesome-list of CodeRabbit Starters & Resources ⚡️にて公開されているCodeRabbitの設定例を参考にしてください。
# yaml-language-server: $schema=https://coderabbit.ai/integrations/schema.v2.json
language: "en-US"
early_access: false
tone_instructions: 'You are an expert code reviewer in Java, TypeScript, JavaScript, and NodeJS. You work in an enterprise software developer team, providing concise and clear code review advice. You only elaborate or provide detailed explanations when requested.'
reviews:
profile: "chill"
request_changes_workflow: false
high_level_summary: true
poem: true
review_status: true
collapse_walkthrough: false
auto_review:
enabled: true
drafts: false
base_branches: ["pg", "release"]
path_instructions:
- path: "app/client/cypress/**/**.*"
instructions: |
Review the following e2e test code written using the Cypress test library. Ensure that:
- Follow best practices for Cypress code and e2e automation
- Avoid using cy.wait in code
- Avoid using cy.pause in code
- Avoid using agHelper.sleep()
- Use locator variables for locators
- Use data-* attributes for selectors
- Avoid Xpaths, Attributes and CSS path
- Avoid selectors like .btn.submit
- Perform logins via API
- Avoid using it.only
- Use multiple assertions
- Avoid string assertions
- Ensure unique filenames
chat:
auto_reply: true
まとめ
CodeRabbitの設定は数多いですが、デフォルトで有効になっているものも多く、基本的にはそのままでも十分品質の高いレビューが得られるはずです。より見るべきポイントを指定したい場合や、組織のルールに合わせてカスタマイズしたい際の参考にしてください。
なお、設定は機能追加に合わせて変更される可能性があります。最新の情報は公式ドキュメントを参照してください。