NCMBのSwift SDKが1.3.0にバージョンアップし、iPadのSwift Playgroundsに完全対応しました。ということで、Swift SDKを使ってカメラメモアプリを作る(その1:画面の仕様とSwift SDKの導入) - Qiitaの手順を実際に試してみました。
SDKのインストール
iPadのSwift Playgroundsアプリを立ち上げて、新しいアプリを作ります。
新しいアプリを立ち上げたら、Swiftパッケージをタップします。
URLには https://github.com/NIFCLOUD-mbaas/ncmb_swift
と入力してエンターキーを押します。そうするとバージョン情報(執筆時点で1.3.0)が出ますので、そのまま プロジェクトに追加
を選択します。
これでパッケージの追加が完了です。
SDKの初期化
SDKの初期化はMyAppを開きます。そして、NCMBのインポートと init
関数を追加します。 init
関数の内容は以下の通りです。アプリケーションキー、クライアントキーはお持ちのものを指定してください。
import SwiftUI
import NCMB
@main
struct MyApp: App {
init() {
NCMB.initialize(applicationKey: "YOUR_APPLICATION_KEY", clientKey: "YOUR_CLIENT_KEY")
}
var body: some Scene {
WindowGroup {
ContentView()
}
}
}
これでNCMBの利用準備が完了します。
実装してみて
Playgroundsアプリには実行ボタンがあるのですが、この実行ボタンを押すとアプリがビルドされた上で別アプリとして開きます。コードが見られないので、若干不便です。
そこで、一番右上にあるプレビューボタンを押します。このプレビューボタンで表示された中でもNCMBの動作確認は可能ですし、コードを見られるので便利です。しかもラベルなどはリアルタイムに編集が反映されます。
画面サイズは縦長でiPhoneアプリ向けになりますが、これで十分開発を進められるでしょう。
まとめ
Swift Playgroundsを使えば、PCはWindowsを使っているという方でもiOSアプリ開発をはじめられます。さらにSwiftパッケージを使えばNCMBを手軽に使い始められます。
ぜひぜひお試しください!