CodeRabbitはAIコードレビューを軸に、Agentic Change Managementを提供します。AIコーディングエージェントが生成する大量のコードに対して、理解負債の解消、優先順位付け、そしてセキュアな状態を維持します。
AIエージェントを使って開発していると、1日に数十〜100を超えるPRが生成されることも少なくありません。それらを優先順位付けて処理していくのは大変です。そこで使ってみてほしいのがCodeRabbit Triage(トリアージ)です。
PRの山に対して価値あるものから対応する
AIエージェントが大量に作成するPRに対して、ひたすら順番に対応していくのは大変です。かといって優先順位をつけようと思うと、タイトルにP0と書いてあるものを優先したり、Slackで「緊急」と送られてきたものに対応する形になってしまいます。これでは皆、タイトルにP0と入れるようになってしまうでしょう。
そこで、各PRに対してAIでプライオリティ付けを行い、対応すべき順番を指示するのがCodeRabbit Triageです。
CodeRabbit Triageについて
CodeRabbit Triageは、リポジトリを横断してPRの優先順位付けを行います。優先順位付けで用いられるのは、以下の情報です。
- レビューの状態
- 人の活動
- リスクとセキュリティに関する調査結果
- 変更による影響の度合い
- PRのレビューまたは完了するのに必要な労力
- CodeRabbitによる分析
- 依存関係やStacked PR、別なPRが影響するか
こうした情報に基づいて、優先度レベルが振り分けられます。
- P0:迅速な対応が必要
- P1:通常の優先度
- P2:優先度は低い(他のものが終わってからで十分)
クローズ候補
優先順位とは別で、クローズ候補というものもあります。これは、PRが休止状態や重複、別なものに置き換え済のように見えるものが表示されます。内容を確認し、問題がなければクローズしてください。
レビュー担当者の提案
CodeRabbit Triageでは、PRに対して最適と思われるユーザーを提案します。適合性を見るために、所有権や過去のレビュー履歴、貢献履歴、影響を受けるコードの範囲などの情報をベースにします。なお、ボットは対象から外れます。
CodeRabbit Triageの表示
CodeRabbit Triageでは、リストとボードの表示が切り替えられます。
また、グルーピングとして以下を選択、切り替えられます。
- レビューワークフロー
- レビューガイダンス
- リスク
- セキュリティリスク
- 優先順位
- リポジトリ
- 作成者
これらの表示を切り替えつつ、PRの内容を確認してレビューできます。
実際のレビューに際してはCodeRabbit Change Stack(AI時代のレビュー用UI)が利用できます。
制限
CodeRabbit Triageは執筆時点ではオープンベータです。また、Pro+プラン以上に対して利用できる機能になります。現時点ではGitHub Cloud、GitLab Cloudにて利用できます。セルフホストには対応していませんのでご注意ください(2026年8月時点の情報です)。
まとめ
CodeRabbit Triageを使うと、大量のPRの中から今本当に対応すべきものが可視化されるようになります。価値あるものから対応していくことで、コンフリクト解消で余計な時間を費やしたり、都度レビュー依頼を出す必要もなくなるでしょう。
AI時代の開発生産性を向上させるためにも、CodeRabbit Triageをお試しください。


