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blastengineのC# SDKを使って、メール配信ログを取得する

Last updated at Posted at 2024-11-13

blastengine(ブラストエンジン)はシンプルに使える開発者向けメールサービスを提供しています。何かと面倒なメール配信をシンプルに、かつ確実に送信先へメールを届けられます。

現在、C#向けに、blastengine SDKを開発しています。.NET6以上を対象としているので、macOSを含め幅広い環境で実行できるはずです。

今回は、メールの配信ログを取得する方法を解説します。

ユーザ登録する

blastengineにユーザ登録します。管理画面に入るためのユーザID、パスワードが手に入るので、ログインします(ユーザIDは後で使います)。

送信元ドメインのSPFを設定する

送信元として利用するドメイン(自分で持っているもの)の設定をします。これは任意のドメイン管理サービスで設定できますが、TXTレコードに以下のSPFを追加します。

txt @ v=spf1 include:spf.besender.jp ~all

APIキーを取得する

ログイン後、管理画面の右上にある設定メニューに移動します。

getting-started-6.jpg

そして設定の中で、APIキーを取得します。

getting-started-5.png

必要な情報について

SDKを使う上で必要なのは、先ほどのAPIキーとユーザIDになります。

SDKのインストール

SDKはNuGetでリリースしています。Visual StudioのNuGetパッケージの管理よりインストールしてください。

NuGet Gallery | Blastengine

初期化

先ほどのAPIキーとユーザIDを使って初期化します。

new Blastengine.Client("YOUR_USER_ID", "YOUR_API_KEY");

レポートオブジェクトの作成

メールのログを取得する際には、レポートオブジェクトを作成します。引数はメールの配信ID(Delivery ID)です。

var report = new Blastengine.Report(2885);

ジョブを取得する

続いて、ジョブを取得します。ジョブは非同期で行われるので、完了するまで待ちます。

var report = new Blastengine.Report(2852);
var job = await report.Get();
while (!(await job.Finished()))
{
		await Task.Delay(5000);
}

レポートを取得する

ジョブが完了したら、レポートを取得します。

var res = await job.GetReport();

レポートはCSVとして送られるので、 res は List<Dictionary<string, string>> になります。

foreach (var dict in res)
{
		foreach (var kvp in dict)
		{
				Console.WriteLine($"  {kvp.Key}: {kvp.Value}");
		}
		Console.WriteLine();
}

結果は以下のようになります。

  配信ID: 2852
  配信日時: 2024/11/12 15:27:45
  メールアドレス: test1@example.com
  開封日時: 2024/11/12 15:27:46

  配信ID: 2852
  配信日時: 2024/11/12 15:27:45
  メールアドレス: test2@example.com
  開封日時: 2024/11/12 15:27:46

コードについて

コードはGitHubにアップしてあります。ライセンスはMIT Licenseになります。

blastengineMania/blastengine-csharp: blastengineのC# SDKです

まとめ

blastengineには、他にも1クリックでの購読停止機能や、Webhookなどの仕組みがあります。他の機能も随時実装していきますので、ぜひ皆さんのシステム開発に役立ててください。

エンジニア向けメール配信システム「ブラストエンジン」

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