こちらはPython学習の備忘録です。
プログラミング初心者や他の言語にも興味、関心をお持ちの方の参考になれば幸いです。
変数とは?
『変数とは、データ(値)を入れておく箱のようなもの。
この箱(変数)に、名前(変数名)をつけることで、その名前を用いて変数に値を入れることや変数から値を取り出すことができる。』
と覚えていたのですが、ありがたいコメントをいただきましたので下記へ訂正させていただきます。
※詳細は下記コメントを参照願います。
『Pythonの変数は「箱」として覚えない方がいいです。
Pythonの「値」はすべて「オブジェクト」です。
変数代入は「オブジェクトに変数名を付けて記憶する」「変数からオブジェクトを参照する」「オブジェクトと名前をbindする」と思った方がいいです。』
独学で学習している身としては、本当に勉強になるし、こういうご指摘は大変ありがたいです!!
実際のプログラムの中には多くの値が登場する。
プログラムを書く時は、それらの値を間違えないように、そして値の変更に対応しやすいようにすることが求められる。
それを助けるための1つの仕組みが変数である。
変数を使うメリットとは?
- 同じ要素を繰り返し使える
似たコードを何度も書くのは面倒ですが、変数を使えば同じ値を繰り返し使えて、楽にコードを書くことができる。
- 変更に対応しやすい
後々、値の変更が必要になった場合、変数を用いていれば、代入する値を変更するだけですべての変更に対応できる。
- 何の要素かわかりやすい
データに名前をつけることで、扱っているデータの中身が何を表しているかが明確になる。その結果、コードがより読みやすくなる。
変数の定義
変数は「変数名 = 値」で定義する。
変数名はクォーテーションで囲む必要はない。
またプログラミングの「 = 」は、「等しい」という意味ではなく、「右辺を左辺に代入する」という意味になる。
# Hondaをnameへ代入する
name = 'Honda' # 変数名 = 値
変数の値を取り出す
下記のように「print( 変数名 )」とすることで、変数の値を出力することができる。
しかし、 print( '変数名' )のようにクォーテーションで囲んでしまうと、変数ではなく文字列として認識されてしまうので注意が必要です。
name = 'Honda' # 変数名 = 値
print(name) # print( 変数名 )
print('name') # クォーテーションで囲む
# 出力結果
Honda
name # 文字列として認識され、nameとそのまま出力されてしまう
変数名の付け方
変数名は自由につけることができるが、守らなければいけないルールがいくつかある。
# 良い例
date # 小文字、英単語を用いる
user_name # 2語以上の場合は、アンダーバーで区切る
# 悪い例
1name # 数字開始
namae # ローマ字
名前 # 日本語
また、PEP: 8に記載のある下記内容も気をつけたほうが良いでしょう。
『単一の文字 'l' (小文字のエル)、'O' (大文字のオー)、'I'(大文字のアイ) を決して変数に使わないでください。フォントによっては、これらの文字は数字の1や0と区別が付かない場合があります。』
おわりに
とりあえず、基本的なことは記載したつもりですが必要があれば今後追記していきたいと思います。
また、ご指摘などござありましたら、遠慮なくお願い致します!!
もっとどっぷりと学習する時間が欲しい...