DXなどでコンサルを活用しようという話をよく聞きます。
外部の知見を借りること自体は悪くはないです。
ただ、付き合い方によっては、
現場で回しきれなくなることがあります。
① 途中で行き詰まり、コンサルを投入する
はじめは自分たちで進めてみたものの、
途中でうまくいかなくなり、コンサルに助けを求めるパターンです。
ただこの場合、
自分たちで試行錯誤した経験は社内に残ります。
途中で悩んだ経験は、
あとから運用判断の材料になりやすいです。
② 最初からコンサル主導で導入する
最初からコンサルが入り、導入まで進めるパターンです。
導入後は、
- 背景を知らない現場が引き継ぐ
- 資料は立派だが細かい判断ができない
状態になりがちで、
「導入したが、自分たちでは回せない」
状態が起きやすくなります。
③ 理想の要件を作り込みすぎる
時間をかけて「あるべき姿」を整理するパターンです。
設計としては正しく見えても、
運用設計や現場が十分に関わっていないと、
- 実運用の例外が抜ける
- 調整コストが見積もられない
となりがちですし、実際の現場では、
- 急ぎの依頼を優先する
- 人によって判断が変わる
場面も少なくありません。
そのため、
「設計上は正しい」が、
「現場では回しきれない」
状態が起きやすくなります。
運用の視点が後回しになりやすい
どのパターンでも、
「導入するまで」に意識が寄りがちです。
ただ実際には、
- 誰が運用するのか
- 想定外が起きた時どうするのか
まで考えてないと、
実際に動かした際に、
思った以上の負荷が現場へ集まりがちです。
まとめ
コンサルを入れること自体が悪いわけではありません。
ただ、
- 整理された設計を作ること
- 現場で回り続けること
は少し別の話です。
現場では、
- 誰が判断するのか
- 誰が吸収するのか
- 誰が運用を支えるのか
を決めておくことが
あとから効いてくることが多いように感じます。