私がAWSアカウントを作成してから1年が経過しました。
AWSには無料利用枠があります。その中でも「12ヵ月無料利用枠」というものがあり、これを経過したあとに課金された悲劇の記事は幾度となく目にしてきました。
例えば以下のようなEC2サービスやS3サービスがそれにあたります。
私は先人の失敗を糧として、10月中に不要なリソースはすべて削除しておきました。
#恐怖体験
そして、迎えた無料期間終了後の11月。
私はログインして「請求情報とコスト管理ダッシュボード」で状況を確認してみました。
えっ、
『$ 438.71』(1ドル110円換算で48,258円)
…
…
…
…
11月の「予想」額が5万円近くになっていたのです・・・・
久々に焦りました。
不要なAWSサービスはすべて消したはずなのに、何故予想額がこんな金額に!!!
まだ消し忘れているサービスがあるのでは???
かなり焦って色々と調べました。
#結論
原因は「WorkSpaces」と「請求情報とコスト管理ダッシュボード」の「予想」機能の仕様でした。
私は「WorkSpaces」を検証中のため残していたのですが、「WorkSpaces」は月額固定利用なので月頭に月額$28が課金されています。どうやら「請求情報とコスト管理ダッシュボードの「予想」機能は月額のサービスかどうかは関係なく、その期間の利用料で11月中使用し続けた場合の金額を単純に算出しているだけのようなのです。
当初の予想は11月3日時点のものでしたが、11月14日時点では『$ 56.73』(1ドル110円換算で6,240.3円)まで落ちていました。日夜予想額は下がっていっています。
AWSの「予想」機能は月額固定利用サービスとか関係なしの様です。
とにかく、かなり驚かされました。
同じ失敗をしない為にも、ここに記録を残しておきます。
無料利用枠が終了する方は、私と同じ点で驚かないようにご注意ください。