なぜルールを忘れるのか?
みなさんこんにちわ!北の大地の工場夜景が素晴らしい地でスーパーの中間管理職になったばかりの40代後半男の「ゴマ」と申します。
管理職として店舗に着任して部下たちの様子を見ていたのですが、各々の部署のみ守っておけばいいやーという印象を受けました。店舗全体のチームワークという意識がほぼ感じられません。この人手不足のご時世にですよ!
色々聞き取りをしているうちに過去の上長が無関心のため、チームワークを強固にして頑張ろうという雰囲気を作っていなく、まとめ役がいない状態が続いたためでした。そこでチームワーク意識を育むために店舗全体に関わる業務に携わってもらうことにしました。
タイトルにある業務を手始めに行おうと思いまいたが、今まで各々の部署のみを守っていて店舗全体業務には関わってこなかったので、なかなか浸透しません。役割とルールを決めてミーティングで何回共有しても定着には時間がかかりました。
まずはルールを忘れてしまわないよう、「抜け漏れ防止」のためにDX初心者の私がMake活用でLINE Botを作ってみました。
使用したツール
- Make
- LINE
- Googleスプレッドシート
作り方
1.LINE Developersのホームページ(以下HP)にログインし、自身の公式アカウントを作成、Messaging APIとWebhook URLの設定します。
2.LINE DevelopersのHPにログインし、先ほど作成した自身のアカウントよりMessaging API設定タブのQRコードを読み取り友達登録します。
3.チャンネルアクセストークンを取得します。
4.Makeアカウントを作成して、Make のシナリオを作っていきます。
5.「オウム返し」LINE Botを作成できる状態までになることが前提となります。
↓記事が参考になります。
Makeシナリオ
1.「4桁日付数値」を入力すると当番グループか名前が返ってくるパターン
2.上記の数値以外を入力すると「4桁日付数値を入力してね」が返ってくるパターン
以上のパターンで作成しました!
LINEに日付を入力するとGoogleスプレッドシートに入力した言葉が返ってきます。
例えば「0511」と入力すると早番:農産、遅番:グロと返ってきます。
※「グロ」は担当部署の1つで当社では「グロサリー」と呼んでいます。英語表記で「grocery」。賞味期限の長い一般食料品全般を扱っている部署になります。短縮でよく「グロ」と言って当社内では通じています。私も元はココの部署出身です。
Googleスプレッドシートなので、行・列ともに随時変更、追加可能です。
各モジュールの詳細はこちらです
★今回作成した最終型になります。
- 1stの「LINE Send a Reply Message」設定です。
GoogleスプレッドシートB列のコメントが返します。
- 2ndの「LINE Send a Reply Message」設定です。
存在しない4桁日付数値もしくは言葉を入力した場合に「4桁日付入力してね!」と返します。
- 次に1stの「Router」の設定です。
Basic operators:Existsを選択し、andでGoogleスプレッドシートB列を返す設定を選びます。
- 2ndの「Router」の設定です。
Basic operators:Does not existsを選択し、orでGoogleスプレッドシートB列を返さない設定を選びます。
出来上がったものがこちらです
苦労している点
DXツールやXなどのSNS活用
全てのツールが初体験や使っていなかったため時間がものすごくかかる!今まで発信や投稿とかもしたことがなかった(人生初です!)→粘り強く頑張るっ!
これからやってみたいこと
1.HTTPからリクエストデータが返ってくるようにしたい。APIよりデータが返ってくる仕組みを学びたい。
2.今回作成したLINE Botにリマインド機能を実装したい→3分前、1分前に通知が来れば忘れる確率がかなり減ると思う
3.別案件でお客さまからのご意見の適切な返答文を考えてもらうBotを作成したい→ChatGPTやGeminiなどのOpenAIモジュール活用したい。
参考文献