1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

IBM i 同士のtelnet

Posted at

昔々(SNA時代)はパス・スルーという方法でIBM i 間、IBM i - ホスト3270間で端末セッションを移動できました。今もパス・スルー出来ます(と思います、やった事ないけど)が、SNAベースの通信記述を作成しないといけないので今はあまり使われないと思います。

代わりに利用できるのがIBM i 同士でのTELNETです。
※TELNETなので別なOS(Linux、etc.)にもtelnetできますか?は NG です。理由はIBM i のTELNET は正確にはTELNET5250という端末画面の制御がほかのTELNET VT100とかと異なるからです。

IBM i OS間のTELNET

コマンドは、5250端末でサイン・オンして、

TELNET RMTSYS(IBMI75)

のようにターゲットのシステム名(TCP/IP)を指定すればOKです。

IPアドレス指定したい場合は、IBM i はちょっと特殊な指定が必要でして、

TELNET RMTSYS(*INTNETADR) INTNETADR('192.168.1.1') 

のように指定します。

上記のように実行すると、ターゲットのIBM i 上で任意の(未使用の)5250 ディスプレイの*DEVDが割当され(左記と同じジョブ名が割当され)ます。
image.png

困る、という場合は 5250 ディスプレイID(ジョブの端末名)を指定できます。

TELNET RMTSYS(IBMI75) RMTVRTDSP(GOMADDSP1)

image.png

元のシステムに戻るときは SIGNOFF コマンドだけど、ちょっとだけ注意

**元のシステムに戻るときはSIGNOFF コマンドで戻りますが、ENDCNNパラメーターを追加指定します。

 SIGNOFF ENDCNN(*YES) 

上記ようになります。もし、ENDCNN(*YES)を指定しないと、TELNET先の(例ではIBMI75のサインオン画面が表示されます。(TELNET元のIBMI74に戻りません。)

全体を図示するとこんな感じです。

image.png

お盆期間なので本日は軽めでした~。

1
0
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?