概要
■プロシージャー名:SYSTOOLS.LICENSE_EXPIRATION_CHECK プロシージャー
■カテゴリ:プロダクトサービス
■サポート:IBM i 7.2 SF99702 Level 16以降
■参照URL(IBM i 7.5):https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.5?topic=services-license-expiration-check-procedure
導入済みのライセンスプログラムで、指定した日数以内にライセンスキー期限がきれるライセンスプログラムを調べて、該当するものがある場合、その1つ1つをQSYSOPRメッセージキューに送信します。
使用例
CALL SYSTOOLS.LICENSE_EXPIRATION_CHECK(10);
上記例では10日間以内にライセンスキーの期限が切れるライセンスプログラムをQSYSOPRメッセージに出力します。
以下は実行例です。
最下行の PRODUCT LICENSE EXPIRED ON 04/30/22 - 5ZRDSMB 5050 Compliance Monitoring...`が当プロシージャーが出力しているものです。
メッセージの明細は…
ほほう、重大度80のメッセージなんですね。80てあまり見ない気がします。
上記のライセンスプログラムのライセンスキー期限を確認してみる
上記のライセンスプログラムのライセンス期限を WRKLICINFコマンドで確認してみると、、
QSYSOPRメッセージの出力と一致していることがわかります。(キー満了日が2022/04/30になっている)
このプロシージャーのユースケースは?
最近ではIBM i ライセンスがサブスクのシステムが増えておりそれらのシステムは有効だと思います。
また、永続ライセンスではライセンスキーが切れることはあまりないとは思いますが、移行計画時などは有用かもしれません。
それを考えると、運用上は サンプルの10日以内を警告、でなくもっと長めにしておくのが良さそうです。例えば50日や60日で一回出す、など警告時点からライセンスキー発注しても大丈夫というタイムリミットを設けて警告を出すのは良いように思います。