NVMeデバイスのステータスを返します。ハードウェアリソース名や容量といった基本情報以外にチップ温度?まで返してくれます。
概要
■表名:QSYS2.SYS2.NVME_INFO
■カテゴリ:ストレージサービス
■サポート:IBM i 7.4 SF99704 Level 13, Enhanced: SF99704 Level 15以降
■参照URL(IBM i 7.5):https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.5?topic=services-nvme-info-view
使用例
SELECT * FROM QSYS2.NVME_INFO;
実行例です。ちなみにNVMeを搭載・割当していないIBM i 環境では行が返されません。
上記では2枚のNVMeが認識されています。
※あれ、英子文字が文字化けしてますね…CCSIDでしょうか。SQLスクリプト実行ジョブのCCSID変更ではならないようです。確認してみます。。
ファームウェアレベルFIRMWARE_LEVELはNVMeのファームレベルでしょうか。
IOP_NAMEで接続されているIOPパスがわかります
ロケーションコードLOCATION_CODEでハードウェアスロットが分かります
NVMeのストレージ容量などが返されていますね。このシステムのDST(SST)パスワードが分からず、、後ほど確認してみます。
LIFE_REMAININGがNVMeの耐用寿命推計です。マニュアル記載では
実際の使用量とメーカーによる NVMe 寿命の予測に基づく、メーカーによる残りの NVMe デバイス寿命のパーセンテージの見積もり。
DEGRADEDというのはNVMeデバイスの信頼性を表示する、との事で、YESは信頼性が低下している状態だそうです・・H/W的な寿命が近いとか、故障でエラーが多発した状態ではYESになるのでしょうか。。
NVMe デバイスから読み込まれた 512 バイト・データ単位の数。 この値は千単位で報告されます (値 1 は、読み取られた 512 バイトの 1000 単位に相当します)。
この値はリセットされません。 これはデバイスの存続期間中です。
POWER_CYCLESはNVMeデバイスがオンオフされた回数=通常IPL回数と同一でしょうか?また、書き込みエラーなどハードウェアレベルのエラー回数もとれます。