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RTVSYSINF / UPDSYSINF システム属性の保管・復元コマンド

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資料を見返していて(再)発見したのでメモ書きです。

RTVSYSINF / UPDSYSINF システム属性の保管・復元コマンド

ユースケースとしては、
・配布メディアからのスクラッチインストール後にシステム属性を移行する場合
などでしょうか。RTVSYSINF/UPDSYSINFを使わずに個別のコマンド(WRKSYSVAL, CHGNETA, etc.)で同様な事が出来ますが、コマンド一発で復元できますのでより簡単・確実と言えます。

image.png

RTVSYSINFコマンド

上記のユースケース例では移行元システムの以下の情報を任意のライブラリーに保管します。
*EDTD 編集コード : WRKEDTDコマンドで編集するエディットコード
*NETA ネットワーク属性 : DSPNETA, CHGNETAコマンド
*RYPLE 応答リスト : WRKRPYLEコマンド
*SRVATR サービス属性 : DSPSRVA, CHGSRVAコマンド
*SRVPVD サービス提供元 : SNDSRVRQSコマンドでリモート制御点RMTCPNAME *SELECTを指定した際表示される属性など
*SYSVAL システム値 : DSPSYSVAL, CHGSYSVALコマンド

***上記コマンドで保管される情報はすべてQUSRSYSライブラリーに存在しています。したがって上記RTVSYSINFコマンドで保管したライブラリー(例ではSYSINFLIB)が無くても元システムのQUSRSYSライブラリーがあればそれから上記情報は復元できます。

UPDSYSINFコマンド

RTVSYSINFコマンドで元システムのシステム属性を保管したライブラリー(例ではSYSINFLIB)か、元システムのQUSRSYSライブラリーからシステム属性を復元できます。UPDSYSINFコマンドのTYPEパラメーターに*ALLを指定しすべてのシステム属性を保管するか、*EDTD, *NETA,,,など個別属性を指定し復元することが出来ます。

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