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IBM i Services Directory : QSYS2.JVM_Info ビュー ヒープ,GC情報、基本情報を表示

Last updated at Posted at 2024-07-01

WRKJVMJOBコマンドで取得できるのと同様なJVM情報を取得できます。

概要

■ビュー名:QSYS2.JVM_INFO
■カテゴリ:Javaサービス
■サポート:IBM i 7.2 SF99702 Level 5以降
■参照URL(IBM i 7.5):https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.5?topic=services-jvm-info-view

使用例

以下はインフォセンター記載のサンプルです。

実行中のJVMジョブについてヒープサイズが大きい順に値を返します。

 SELECT * FROM QSYS2.JVM_INFO
    ORDER BY CURRENT_HEAP_SIZE DESC;

実行サンプルです。

image.png

APサーバーやHTTP ADMINサーバー等が表示されていますね。ジョブ名/ユーザー名/ジョブ番号があって、Javaスレッドカウント、GC関連情報:トータルGC時間、GC回数などが表示されます。

右にスクロールすると、

image.png

ヒープサイズ情報:イニシャルヒープサイズ、現在のヒープサイズ、使用中のヒープサイズ、そのジョブの最大ヒープサイズなどが表示されています。

総じてJVMジョブの基本情報とメモリ関連の情報が取得できます。

WRKJVMJOBの例

オリジナルのWRKJVMJOBコマンドも気になる方がいると思うのでw、のぞいてみますと、、

WRKJVMJOB

JVMジョブの一覧が表示されます。各ジョブの詳細はOPT欄に番号を入力してエンターキーを押して確認します。

image.png

例えば、5=処理 を選択すると、、

image.png

そのジョブの基本情報(JDKバージョン、ビット数など)が画面上部に表示されます。
さらに、1~10の番号を押して必要な情報を取得します。QSYS2.JVM_Infoビューで取得しているのは、オプション5,10等の情報のようです。

オプション5.ガーベッジ・コレクション情報の表示

image.png

オプション10. GCサイクル・テーブルの表示

image.png

番号列がGCサイクル番号を示します。
QSYS2.JVM_Infoビューだと下記に表示される値ですね。

image.png

5250 WRKJVMJOBコマンドだと各GCサイクルごとの開始時/終了時、GCによって解放されたヒープサイズが表示されています。対して、QSYS2.JVM_Infoビューでは現時点を基準にヒープの最大、最小サイズ等を表示しますので、用途に応じて使い分けが必要かもしれません。

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