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IBM i 日々の雑記帳 2025/05~12

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Last updated at Posted at 2025-05-19

日々の細かなアップデート情報など目についた記事をランダムにメモしておこうと思います。

1.IBM Installation Manager v1.10.x は IBM i 7.6 OS 以降では動作しない(2025/05/19)

IBM JDK 11 64 ビット (5770-JV1 オプション 19) は IBM i 7.6 OS 以降では使用できません。そのため、IBM Installation Manager (IM) v1.10.x for i 製品 (IBM JDK 11 64 ビットが必要) は IBM i 7.6 OS 以降では動作しません。IBM i でIMを使用する場合、IBM JDK 8 32 ビット (57xx-JV1 オプション 16) で実行できるIM 1.9.x の利用継続を推奨。IM v1.9.x は、IBM i 7.6 OS をサポートするUPDATEを継続する。IM v1.9.x レベルへの更新は、IBM Fix Central からダウンロードした IM 1.9.x リポジトリーを使用して行うことを推奨(※インターネット経由でのIMのアップグレードはIM バージョンを v1.10.x にアップグレードしてしまう可能性があるため推奨しない)。

2.IWS統合Webサーバーの設定情報を取得するスクリプト(2025/05/23)

IWSは現在はWAS LibertyベースのAPサーバーですがその設定情報を収集する方法です。
手順は以下を5250から実行します。

STRQSH

export QIBM_IWS_SERVICE_TRACE=true

cd /QIBM/ProdData/OS/WebServices/bin

IWSの操作やテスト等を実行します。例えば、

listWebServicesServers.sh

や、installWebService.shなどです。
操作実行後、PF6キーを押してQSHのコマンドログをスプールに落とします。
さらに、/tmp/qiws_trace.log に上記の.shの実行結果が出力されているので確認します。

以下の例はlistWebServicesServers.shの実行結果です。
image.png

3.Navigator for i をクラウド環境で使用するためのセットアップ手順

(出典)IBM Navigator for i - in Cloud environment

sshを使用してPowerVSなどクラウドのIBM i にNavigator for i を繋ぐ手順です。
キーの箇所を抜き出します。(検証はいずれ・)

SSHトンネリングとlocalhostの使用を準備する

Localhostオーバーライドを有効にすると、localhostからのリクエストのチェックが無効になります。これにより、Navigatorはポート転送とトンネリングを利用できるようになります。

有効にすると、localhostオーバーライドが有効になり、localhostからのリクエストのチェックが無効になります。これにより、Navigatorはポート転送とトンネリングを使用する環境で動作できるようになります。ポート転送を設定しているにもかかわらずNavigatorへの接続に問題がある場合、またはSSHトンネルとlocalhostを使用しているクラウド環境にいる場合は、このオプションを有効にしてください。

これには2つの方法があります。

GUIノードで構成プロパティーを設定します(GUI経由でIBM Navigator for iにアクセスできる必要があるため、クラウドの初期構成では機能しません)。
設定ファイルを手動で変更し、localhostOverrideをtrueに設定します(/qibm/userdata/os400/Navigator/preferences/pIgMiytjMDLAhlQ1m+wcBQ==)。
設定ファイル(名前:pIgMiytjMDLAhlQ1m+wcBQ==)を編集します。場所は/qibm/userdata/os400/Navigator/preferencesです。
「localhostOverride」にtrueを追加するか、値がfalseになっているファイルが存在する場合はtrueに変更します。ファイルは以下のようになります。
{"prefDirAdjustedRel":460288,"globalTLSList":[],"tlsOverride":false,"localhostOverride":true}
ファイルが存在しない場合は、以下の内容で「pIgMiytjMDLAhlQ1m+wcBQ==" (CCSID 819)」を作成してください。
{"prefDirAdjustedRel":459776,"globalTLSList":[],"tlsOverride":false,"localhostOverride":true}

CHGATR OBJ('/qibm/userdata/os400/navigator/preferences/pIgMiytjMDLAhlQ1m+wcBQ==') ATR(*CCSID) VALUE(819)                                          
CHGOWN obj('/qibm/userdata/os400/Navigator/preferences/pIgMiytjMDLAhlQ1m+wcBQ==') newown(QWEBADMIN)
CHGAUT obj('/qibm/userdata/os400/Navigator/preferences/pIgMiytjMDLAhlQ1m+wcBQ==') user(QWEBADMIN) dtaaut(*RWX) OBJAUT(*NONE)
CHGAUT obj('/qibm/userdata/os400/Navigator/preferences/pIgMiytjMDLAhlQ1m+wcBQ==') user(*PUBLIC) dtaaut(*EXCLUDE) OBJAUT(*NONE)

ADMIN1サーバージョブを再起動します

ENDTCPSVR *IAS INSTANCE(ADMIN1)
STRTCPSVR *IAS INSTANCE(ADMIN1)

4.IBM i WAS v.7,8,8.xからV9へのバージョンアップ手順

下記の手順参照
https://www.ibm.com/support/pages/node/667175?myns=swgother&mynp=OCSWG60&mync=E&cm_sp=swgother-_-OCSWG60-_-E

5.IWS,IAWがハング・終了しない場合のログ収集手順

MustGather: IBM Integrated Web Services (IWS) or Integrated Web Application Server (IAS) Instance on IBM i is Hung or Will Not Stop/End
https://www.ibm.com/support/pages/node/7237695?myns=swgother&mynp=OCSWG60&mync=E&cm_sp=swgother-_-OCSWG60-_-E

6.IBM i のリムーバブル・メディア・サポート 2025.07

IBM i Removable Media: Welcome page
https://www.ibm.com/support/pages/node/1105935?myns=swgother&mynp=OCSWG60&mync=E&cm_sp=swgother-_-OCSWG60-_-E

面白そうです、時間ある時に調べてみたいと思います。EMCストレージについての情報リンクもあるようです。

IBM i Removable Media: Tape and Tape Library Devices
IBM i Removable Media: Optical Devices
IBM i Removable Media: Power8 tape and optical
IBM i Removable Media: Power9 tape and optical
IBM i Removable Media: Power10 tape and optical
IBM i Removable Media: Power11 tape and optical
IBM i Removable Media: Tape Multipath
IBM i Removable Media: Updating firmware on stand-alone tape drives
IBM i Removable Media: PTFs
IBM i Removable Media: Tape Library Virtualization
IBM i Removable Media: Support for iSCSI VTL

EMC Licensing Agreement - Data Domain Clarification with IBM i - June 16, 2016.pdf

7. IBM i 7.3~7.6 Java11 64bit使用時、以下のグループPTF適用でUnsatisfiedLinkErrorが発生 2025.07

IBM i Java Development Kit 11 64 bit VMs Fail with UnsatisfiedLinkError After IBM i Java Group PTF Apply
https://www.ibm.com/support/pages/node/7239287?myns=swgother&mynp=OCSWG60&mync=E&cm_sp=swgother-_-OCSWG60-_-E

Affected IBM i Java Group PTF level:
IBM i 7.6 - N/A - Java 11 64 bit not available.
IBM i 7.5 - SF99955 level 15
IBM i 7.4 - SF99665 level 28
IBM i 7.3 - Not affected

8. IBM i 7.1~7.6 のテンポラリーストレージ関連PTF情報 2025.07

V7R1M0からV7R6M0までの一時ストレージ関連のPTF情報です。
Temporary Storage PTFs
https://www.ibm.com/support/pages/node/706651?myns=swgother&mynp=OCSWG60&mync=E&cm_sp=swgother-_-OCSWG60-_-E

APARに TMPSTGLK というキーワードが含まれるものが当トピックに関連したPTFです。

一部をコピペします。(沢山ありますね・・(^^;)
image.png

9. IBM i で最新Tomcatプラグインを利用可能化する手順 2025.07

最新版の mod_jk のソースコードをコンパイルして IBM i サーバー上でビルドする方法の説明。オリジナルの Tomcat IBM i プラグインである QZTCJK.SRVPGM は、古いバージョンの mod_jk に基づいています。IBM は現在 Tomcat IBM i プラグインをサポートしておらず、QHTTPSVR/QZTCJK.SRVPGM オブジェクトの更新(IBM i 7.5 以降)も提供もしていませんが、下記手順で利用可能となります。ただしIBM はmod_jk(最新版のTomcat)をサポートしていないので、SWMA他での問い合わせ・QA対応等は行いません。

How to build Tomcat plug-in mod_jk on IBM i
https://www.ibm.com/support/pages/node/6520356?myns=swgother&mynp=OCSWG60&mync=E&cm_sp=swgother-_-OCSWG60-_-E

10. FSFCとBRMS 5770-BR2を組み合わせる 2025.08

FSFC(Full System Flash Copy)はIBM i のフルバックアップをストレージコピー(Flash Copyなど)で取得する際、このツールを使わない場合に取得がむつかしいIBM i OSオブジェクト等も整合性を保って取得できるようにするものです。IBM のサービスソリューションです。(製品ではありません。)

BRMS 5770-BR2 を PowerHA Tools for IBM i - Full System FlashCopy ツールキットと組み合わせて使用​​する方法について説明します。
BRMS 5770-BR2 をアップグレードまたはインストールし、PowerHA Tools for IBM i - Full System FlashCopy(FSFC) ツールキットを使用している場合は、以下の手順を実行する必要があります。

Full System FlashCopy(FSFC) ツールキットをバージョン 5.2(2025 年 3 月 26 日ビルド)以上にアップグレードします。
BRMS 制御グループ出口点の「バックアップ項目出口プログラム」を更新し、「出口プログラム形式」パラメーターに *BOTH を指定します。
image-20250822151250-1.png

Using BRMS 5770-BR2 with PowerHA Tools for IBM i - Full System FlashCopy
https://www.ibm.com/support/pages/node/7242957?myns=swgother&mynp=OCSWG60&mync=E&cm_sp=swgother-_-OCSWG60-_-E

11. NetサーバーがIPL時に起動しないことがある ※修正予定

細かく読んでいませんが、解決策を見るとほかのTCP/IP関連ジョブの起動状況とのタイミングの問題と読めます。

How To Reliably Start the IBM i NetServer At IPL
https://www.ibm.com/support/pages/how-reliably-start-ibm-i-netserver-ipl

IBM i NetServer が IPL 中に確実に起動しません。
問題の解決方法
解決策は、TCP/IP インターフェースが初期化され、QSERVER サブシステムが起動するまで NetServer を起動しないことです。手順は以下のとおりです。

続けて、上記資料では、QSTRUPPGM でNETサーバー(ネットサーバー)を起動するように設定する。その際QSERVERサブシステムが開始完了する適切な時間のDLYJOBを入れて、そのあとにSTRTCPSVR *NETSVRを実行する、となっています。(細かい点は端折って記述しています、詳細は資料を参照ください。)

※この件は不具合として修正予定のようです。
Fix NetServer jobs to start with AUTOSTART(*YES)
https://ibm-power-systems.ideas.ibm.com/ideas/IBMI-I-3730

12. QMGTOOLS: How to check, manually update and schedule QMGTOOLS updates (2025.09.17)

QMGTTOOLSライブラリーのアップデートをチェックして、更新するガイドです。いずれ検証してみたいと思います。
https://www.ibm.com/support/pages/node/645929?myns=swgother&mynp=OCSWG60&mync=E&cm_sp=swgother-_-OCSWG60-_-E
image-20230821084544-2.png

13. IBM i 7.4は2026.04.30営業活動終了 2025.09.18

上記発表がありました。
マーケティングからの撤退とサービス・レベルの変更: IBM i 7.4
https://www.ibm.com/docs/ja/announcements/withdrawal-from-marketing-change-in-service-level-i-74-portfolio-additional-withdrawals-offerings-features
image.png

14. IBM Cloud Storage Solutions for i でマルチスレッドファイル転送サポートの拡張

IBM Cloud Storage Solutions for I - Multi-thread and Multi-part Upload
https://www.ibm.com/support/pages/node/6493857?myns=swgother&mynp=OCSSHTHK&mync=E&cm_sp=swgother-_-OCSSHTHK-_-E

これまではシングルスレッドだったようです?
(概略)
PTF SI76887 では、IBM COS や Amazon AWS ストレージなどの S3 リソースへのアップロード時に ICC が使用するアップロード設定を制御するための 2 つの新しいデータ領域が導入されました。これらのデータ領域は、使用するスレッド数と個々のパートのサイズを指定します。Google Cloud Storage または FTP にデータを保存する場合、複数のスレッドと一括ダウンロードはサポートされません。

  • QICC/QICCTHRDCT – スレッド数。使用するスレッド数を示します。指定しない場合は、デフォルトで 1 になります。
  • QICC/QICCPRTSZ – パートサイズ(バイト単位)。アップロード時の個々のパートのサイズです。5MB 以上である必要があります。デフォルトは 100MB です。2GB を超えてはなりません。

15. IBM i VSCode拡張のエンタープライズサポート 2025.10.07

VSCode用のIBM i 拡張機能についてIBMがサポートするサービスの発表です。

IBM i Extensions for VS Code Enterprise Support
https://www.ibm.com/docs/en/announcements/i-extensions-vs-code-enterprise-support

PA(5900-BVJ)とAAS(5661-VSE~5665-VSE)の両方の契約形態が可能。
(意訳)

このサポート・オファリングはVSCのVisual Studio Marketplaceで入手可能な IBM i 開発拡張パックを対象としています。このオファリングはIBM i オープンソース開発拡張機能に対する IBM サポートを提供し、開発者が RPG、COBOL、CL、SQL を使用して IBM i アプリケーションを安心して構築・保守できるようにします。
サポート対象は、AI の基盤となる戦略的開発環境である IBM i 開発拡張パックです。
  :
修正プログラムとアップグレードの提供は Visual Studio Code Marketplace を通じてのみ行われ、IBM サポートの Fix Central では提供されません。

システム要件、技術情報、トレーニング、サポートなどのプログラム情報は、IBM ドキュメントで予定されている提供開始日以降に公開されます。

下記が対象のS/Wコンポートネントです。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=HalcyonTechLtd.ibm-i-development-pack
image.png

個人的には結構サプライズ感がありました。JTOpenも類似だと思いますが、VSCodeという他社開発ツール上でのIBM関与プラグインへのサポートなので結構大変そうな気もしましたので。逆視点でIBM i ユーザーからすると歓迎されるサポートなのではと思います。IBM i P30機械グループのIBM i OSライセンスに(追加費用無しで)バンドル予定と聞いていたVSCodeサポートがこれなのだと思います。(確認します。)

16. IBM i 7.6 TR1, 7.5 TR7 の発表 2025.09.21

IBM i 7.6 TR1
https://www.ibm.com/docs/en/announcements/adds-new-capabilities-enhancements-i-76-technology-refresh-1

IBM i 7.5 TR7
https://www.ibm.com/docs/en/announcements/adds-new-capabilities-enhancements-i-75-technology-refresh-7

17. RDi 9.9の発表 2025/10/8

新たにEclipse 4.31ベースに更新されます
・RPG アクションを含む IFS 対応プロジェクトのサポートが強化、Git ワークフローのサポートがさらに強化
・ACSエミュレーターとの統合が可能に

17. IBM i 7.4, 7.3, 7.2 のサポート期間について

IBM i 7.4 ライフサイクル:販売終了は2026年4月30日です。標準サポートは2026年9月30日に終了します。サービス延長は2026年10月1日に開始されます。

リリース・ライフサイクルのウェブページ:
https://www.ibm.com/support/pages/node/668157

IBM i 7.2 サービス延長は2026年4月30日にサポート終了となります。7.2 および 7.3 サービス延長の製品および日付については以下を参照
https://www.ibm.com/support/pages/system/files/inline-files/IBMiandLPPsforIBMi_07_15_2025.pdf

10月に、Rational Developer for i (RDi) 9.9 が発表されました。GA は 2026 年 1 月 30 日に変更されました。

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