首記のご質問をいただきました。
ILMTとは?
IBM License Metric Tool の略で、主に仮想化環境においてIBMソフトウェア(PA製品(MQ, WAS ND等)が対象、IBM i のライセンスプログラム=AASソフトウェアは対象外です。)の使用ライセンス数量を取得する管理ツールです。
ILMTサーバーはWindows, Linux等で稼働します。IBM i はILMTサーバーにはなれません。
実はIBM i ではILMTクライアントのサポートが長年ありませんでした。割と最近ILMTによる管理が可能となりました。
IBM i でのILMTの情報?
以下のリンクをご覧ください。
IBM License Metric Tool 9.2 - supported operating systems
※執筆時点では、下記のようなコメントが記載されてます。
** Discovery on IBM i is based on disconnected scans,
a semi-automated procedure for collecting the data
about hardware and software inventory.
※機械翻訳
IBM i での検出は、ハードウェアおよびソフトウェア インベントリに関するデータを収集するための半自動手順である切断スキャンに基づいています。
License Metric Tool サーバーへのスキャン結果の日次転送のセットアップ (切断されたシナリオ)
※上記のようにIBM iほかで切断スキャンの環境でILMTのデータを取得する際のシナリオ例です。
https://www.ibm.com/docs/ja/license-metric-tool/9.2.0?topic=icdsl-step-3-setting-up-daily-transfer-scan-results-license-metric-tool-server
かんたんに言うと、ILMTクライアント(IBM i)を切断モードでILMTのデータ取得するとIBM i 上にILMTのログ(データ)がファイルとして取得できるので、それをILMTサーバーに定期的に送付する必要がある、という事になるかと思います。
IBM License Metric Tool 9.2.39
こちらはILMT全般の資料です。
※適時、最新版を参照してください。