読んで字のごとく、IBM i に導入済みのライセンスプログラム(ソフトウェアパッケージ)を返します。
OSコマンド WRKLICINFコマンドに類似の結果を返します。
概要
■ビュー名:QSYS2.LICENCE_INFO
■カテゴリ:プロダクトサービス
■サポート:IBM i 7.3 Base, Enhanced SF99703 Level 4
■参照URL(IBM i 7.6):https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.6.0?topic=services-license-info-view
使用例
SELECT * FROM QSYS2.LICENSE_INFO
WHERE LICENSE_EXPIRATION <= CURRENT DATE + 14 DAYS;
上記はインフォセンター記載のサンプルですが、ライセンスの期限が14日以内に切れるライセンスプログラムのリストを返します。
検索したシステムにちょうど期限切れのライセンスがあり、結果が表示されました。
下記のLicence_expiration がライセンスの有効期限ですね。
それ以外にもPeak_Usageでピークのライセンス使用数量最大値とその記録日時Last_Peak が確認できます。
ちなみに
SELECT * FROM QSYS2.LICENSE_INFO
のように条件を指定しないと、システム上の全てのライセンスプログラムのリストを取得できます。
この値はこちらの記事に書いたようにシステム設計書の元データとして利用できると思います。